雑談

こんにちは。烏兎のマスターです。
今日は本の紹介をさせていただきます。
その名も「漢方小説」

先日、インスタでよく本を紹介している方の投稿から、興味を持った中島たい子さんの「漢方小説」という本を読みました。
2005年発行で現在は文庫化されています。
本画像
(図書館で借りたのですが、とても面白かったので購入しようと思います)
2004年のすばる文学賞を受賞しています。

 

ふだん、漢方理論や五行の話などを説明するのに、うまい言葉やうまい例えが浮かばない私には、さすがプロの文章で唸るほど読みやすく、わかりやすく、面白く、この本配りたい!と思ったほどの一冊でした。
(すばる文学賞、納得です)

この先はネタバレというほどではないのですが、少し詳しく書いてしまいましたので、内容を知りたくない方はこの先は読まないでくださいね。

でも、私のつたない説明より実際の本は何倍も面白いですので、それほど心配はいらないと思いますが。

マスターイラスト

物語は30代のフリーランスの女性が、原因不明で体調が悪くなり、西洋医学の病院を渡り歩いたのちに漢方に辿り着くという展開ですが、主人公自身が漢方に対して怪しいという印象を持っているので、調べて行く過程で説明される中医学の考え方や陰陽五行説などが、わかりやすく書かれいます。

 

ちなみに本のキャッチコピーは薬も、癒しも効かない、あなたに贈る処方箋。

喜ぶオジサンイラスト

文章は軽く、ユーモラスに描かれていてとても読みやすく、またたく間に読み切ってしまいました。笑いのツボがたくさんあります。

主人公の病気にしても、ちょっとイケメンの先生が(主人公はだからこそ漢方を知ろうとする)

「だから強いてつけるとしたら、あなたの病名は『色々なところが弱い』というあなただけの病気です」

という、なんとも深刻さに欠ける、でも現実にはとても多い症状なわけです。

西洋医学で嫌な思いをした主人公ですが、しかし全編通して小説は決して西洋医学を否定するわけではなく、西洋薬と漢方薬の違いをNBAに例えて、西洋薬はポイントゲッター、漢方薬は連係プレーなど、それぞれの長所、短所を的確に表現しています。

カエルとバスケ

それから物語は徐々に「精神と病気の結びつき」へと進んで行きますが、終盤では感情にスポットをあてています。

主人公は本で読んだ知識を思い返し

人に五藏あり、五気を化して、以て喜怒悲憂恐生ず

この言葉について思考を巡らせます。

(これは黄帝内経という古い文献の、病気の外因と内因を解説したもので、原文は人有五蔵化五気.以生喜怒悲憂恐です。人は五臓の五気によって感情が生じているということです。※五志は怒・喜・思・憂・恐です。怒・喜・思・憂(悲)・恐(驚)で七情といいます)

五行相関イラスト

さらに五行の相克関係から書かれていた、この言葉を思い返します。

喜びは悲しみに勝ち、悲しみは怒りに勝ち、怒りは思いに勝ち、思いは恐れに勝ち、恐れは喜びに勝つ

ここから主人公は気付きへと導かれます。

思いは恐れに勝てる・・・

主人公の「病気を治したい」という目的の、その中にある本当の気持。

自分の本当の気持を知るのは、自分の人生を生きる意味でとても大切なことですよね。

さて、まだまだ文中で取り上げられた絶妙な例えについて、書きたいことはいっぱいあるのですが、このくらいにしておきますね。

文庫化されていますので、機会あればぜひ手に取ってみてください。

マスターイラスト

完全に健康な状態の人なんて、いませんよね。
誰しもどこかしら弱いところがあって、そこがそれ以上弱くならないようにするのは、西洋医学にはできない、漢方のもっとも得意とするところだと思います。

当店の特徴はそこにもうひとつ、東洋占星術の観点が加わるのですが、これも決してただの占いや単なるこじつけではなく、東洋占星術と東洋医学はもともと同じ理論です。

カウンセリングブレンドで体調をお聞きすると、こちらが驚くくらい、星周りの弱いところが体の弱いところに出ていることがあります。
特に症状が複雑化する前の、子供の頃の体質や症状をお聞きすると、顕著に感じます。
(当店で東洋占星術の観点を含んでいるお茶は、カウンセリングブレンドとオリジナルブレンドの一部です)

少し話がそれましたが、感情と体の関係、もちろん、気が病めば体も病むのはなんとなくわかると思いますが、例えば、憂いを持つと肺を病むとか、考えすぎると脾(胃)を傷めるなどは、少々不思議な関係ですよね。

五行イラスト

逆に、肺が弱くなれば憂いやすくなりますし、脾が弱れば思いばかりに囚われる、という状態にもなります。
すべては相互に関わってるのですものね。

ちょうど先日、当店では秋の漢方茶をラインナップに加えましたが、秋が物悲しい(物憂い)季節に感じるのは、空気が乾燥し始め、肺を弱くし、その結果、気持ちも憂うという流れが考えられますね。
(人の体はもっと複雑ですので、一概には言えませんが)

そのまま咳が出て風邪をひき、高熱で病院にいくようなことにならないために、体の声を早めに聞いて、労ってあげたいものです。

自分専用のお茶であるカウンセリングブレンドも、季節によって調整が必要なのは、そのためですね。

できれば病院に行くよりも、普段の生活で整えたいですよね。

おじさん伸びイラスト
適度な運動、偏りのない食生活、ストレスを逃がしてくれる趣味なども大切ですが、そんなアイテムの一つに、当店の漢方茶も加えていただけたら嬉しく思います。

お茶を飲むおじさん画像

ではまた長くなってしまいました。
これで失礼いたします。

最後に、良本を紹介してくださった素肌美庵marryさん(Instagram)に感謝申し上げます。
ありがとうございました!

雑談

皆さんこんばんは。
烏兎のマスターです。

マスターイラスト

SNSはほぼ毎日アップさせていただいているのですが、ブログの更新は遅れがちで申し訳ありませんん。

あれも書きたい、これも書きたいと思うことは山のようにあるのですが、なかなか形にならず日々が過ぎていきます。

烏兎という店名の意味や、烏兎怱怱という言葉の意味をいろいろなところでお伝えしていますが、本当に月日が経つのは早いものと毎日実感しています。

これを書いている今日は9月2日で、当店もオープンしてから8か月近くになります。
お客様に後押ししていただいてなんとかやってこれている感覚ですが、まだまだ足りていないことばかりです。

ホームページも手直ししたい、漢方茶の素材も増やしたい、漢方の勉強会にも出たい、ラッピング講座も受けたいと、気持ちばかりが焦っておりますが、残り4か月、一周年を迎えるまでにはもう少し進んでいるように頑張りたいと思います。

コスモス画像

さて、恐ろしく暑かった夏もさすがに9月に入って秋の気配があり、外から聞こえる音も、セミの声から秋の虫に変わっています。

年を追うごとに時間が過ぎるのも早くなり、一日、一週間、ひと月があっという間です。

私事ですが、数年前に友人が買い物中に突然倒れ、それから2か月ほどで帰らぬ人になりました。
肺血栓が原因でしたが、その直前まで元気に働いていたそうです。

友人は親友、正しくは親友だった友人で、ちょっとしたゴタゴタから連絡が途切れ、何年間か合わない時期があり、それでもいつか、時が経てばまた昔のように会える日が来ると信じていました。

入院の連絡を受け、お見舞いに行きましたが、すでに意識はありません。

何度か想像した、再会したときの「よ!」も「久しぶり!」も交わすことは叶わぬまま終わりました。

おかしい話ですが、当時の私は、未来や将来というのは必ずやってくるものと思っていました。

コスモス画像

でもそんなことはありませんね。

今日生きていることは奇跡です。

一日一日を大切に生きようなんて歯が浮きそうなセリフですので、そこまではいいませんが、自分を労わって、ふっと息をつく時間を取ってもらえたらと思うのです。

お茶を飲むことには多くの効果があります。
漢方茶なら薬効もありますし、体によい働きをもたらせてくれると思います。
でもそれ以上に大切なのは、一息つくことです。

ともすれば先の事ばかり考えてしまう日々の中で、一息ついて、今、この瞬間、ここにいることに立ちかえること。

一杯のお茶は、そんな時間をもたらせてくれます。

お茶画像

一杯のお茶と今日一日、そして自分のたった一つの命。
大切な人のたった一つの命。
そこに気持ちを向ける時間を、作ってもらえたらと願っています。

誰にでも明日が来るわけじゃない。
だから後悔しないように、自分が人に対してできることは全部やるようにしよう。
友人を亡くしたことでそんな風に思うようになりましたので、お客様にはやたらお節介な店という印象を与えているかもしれないのですが・・・(^^;)

それでも、せっかくご縁をいただいたお客様を大切にできないようなら、店なんてやらない方がいいですからね。

今日も明日も、誰よりもお客様のことを思う店を目指して。
頑張って参ります。

今日は雑談だけで申し訳ありません。
次回は素材紹介のコーナーをアップする予定です。
楽しみにお待ちください!

雑談

こんにちは、烏兎のマスターです。

マスターイラスト

オリジナルブレンドのリーフタイプをラインナップに載せるため、ここ数日は長時間PCの前に置物のように座ってばかりだったのですが、無事オンラインショップにアップでき、やっと一息つけました。

こういうタイミングのお茶って心身に染みますよねー。
心なしか漢方茶の吸収もよいような・・・(笑)

ポットとカップイラスト

さて、今日はお茶を抽出する時間について少し。

どうぞお付き合いくださいませ。

宵越しのお茶は飲まない

昔から宵越しのお茶は飲むなと言われているのをご存知でしょうか?

緑茶イメージ画像

私も小さいころからよく祖母に言われました。(祖母は静岡出身です)

“一度淹れたお茶の茶葉を翌日も使わないように”という教えですが、もちろんちゃんと理由があります。

これは緑茶の話ですが、一度淹れたお茶からはカテキンが流出し、タンパク質が腐敗してしまうこと、また、カテキンが酸化によって刺激物のタンニンに変化してしまうことが主な原因です。

緑茶イメージ画像

つまり、茶葉が傷んでお腹をこわすかもしれないということですね。

烏兎の漢方茶でもベースのお茶に緑茶がありますが、宵越ししないのはもちろんですが、できれば緑茶に限らず、茶葉はおいしく抽出できたところで引き上げてもらうのが一番かと思います。

私はついつい茶葉を入れっぱなしにしたまま飲んじゃうんですよね。
また、味の変化が楽しかったりするのでついやってしまうのですが、やはり美味しいと思うのは淹れたてを飲んだ瞬間です。

漢方茶にお湯を注いで5分置いてください。

砂時計画像

素材によって少し味が軽い時もありますが、やっぱりこのタイミングが一番美味しく飲むことができるように思います。

素材によってもう少し置いた方がよい場合も、~10分くらいがよいかもしれませんね。

ポットとカップ画像

お茶、紅茶、珈琲、ハーブティ、中国茶・・・どんなものにももっとも美味しく飲めるタイミングがあります。

当店の漢方茶もそんな風に美味しいタイミングで飲んでいただけると嬉しいなと思います。

それにはリーフタイプがあった方がいいですよね。

烏兎ブレンドリーフタイプ
烏兎ブレンドリーフタイプ オンラインショップ

オリジナルブレンドを全品リーフタイプでお求めできるようにしましたので、よかったらサイトやオンラインショップを覗いてみてください。

漢方茶 烏兎 サイト

漢方茶 烏兎 オンラインショップ

飲む分だけをちょうどよく、おいしくお飲みいただけましたら幸いです。

雑談

今日は横浜は春の嵐で風が強いですが、洗濯物やお布団を飛ばされたりしていないでしょうか?

私は今日は、腎臓内科での検診で新横浜に行ってきたのですが、ランチまでしてくるつもりが風が強くて早々に帰ってきましたよ。

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病院には透析治療をしている患者さんがたくさんおられましたが、腎臓が病んでしまうと大変ですよね。
(どんな病気も大変ですが・・・)

私は幸い予備軍というところで留まっていますし、薬もサプリも漢方薬も飲まず、漢方茶だけしか飲んでいないわりに、加齢に反してよくなっているのですが、病院に通うようになったきっかけは血尿膀胱炎腎盂腎炎など、漢方でいう『腎』が弱いことがわかる症状です。
(※漢方でいう『腎』は腎臓を含みますが、もっと大きな意味で人の体への働きや機能を含んでいます)

漢方茶を飲むようになる前と比べると、膀胱炎も起こさなくなりましたし、夜中にトイレに起きることもなくなりましたし、やんわりやんわりとですが、よくなっているのだなと感じます。

腎の働き

五行の中での腎の働きは成長や発育、生殖、水分代謝などを司っています。

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生殖器系ですので女性なら生理不順不妊症などは腎の影響が考えられますね。

また、成長を司っていますので、加齢に伴って出てくる症状も腎が関わっています。

骨粗鬆症更年期障害排尿トラブル白髪髪やせ健忘症(認知症)、老眼、耳が遠くなるなど「もう、年だから」と言ってしまう症状は腎の影響ということですね。

腎の精は加齢により減少しますので、年を経るにつれて腎が影響を受けていくのは仕方がないところがあります。

しかし、腎は生命エネルギーである『精(気)』を蓄え、人は精を使いながら生きています。
腎の精が尽きたときが命が尽きるときですので、どれだけ腎が大事かということがわかります。

腎を補うには

このように腎は重要な臓腑ですので、腎を大切にするためのポイントは二つあります。

一つ目は、腎を補うことですね。
腎の『精(気)』には親から受け継いだ『先天の精(気)』と、飲食物や大気から得る『後天の精(気)』があります。

生まれ持った先天の精と後天的に得ている後天の精を消費しながら人は生きていますので、飲食物や深い呼吸で後天の精をしっかり補うことが方法のひとつですね。

もう一つは必要以上に先天の精を消耗しないことです。

精(気)はエネルギーですので、疲れすぎて消耗したり、常に大きなストレスを感じているような状態にあると、後天的に得た分を超えて先天の精を消費してしまいます。

過労やストレスが短命の原因になるのは、一般的にも同じですよね。

ですので、腎の精を使うのは、かっちり入ってきた分だけにしたいところです。
そのあたりはお金の出入りと一緒でしょうか。
入ってきたより使っちゃうと、いつも赤字になっちゃいますからね。

さて、では腎の養生法をお伝えしますね。

腎の養生法

腎は五行のひとつで、ほかの五行も大切ですし、五行はすべて相互に関連しています。
腎以前に脾が弱っていると、よいものを取っても吸収できないなどもありますし、ですので、参考までにお読みいただけたらと思います。

深い呼吸をする

腎には納気作用といって、大気から取り入れた酸素を体内深く吸い込む機能があります。

空画像

呼吸を司っているのはですが、腎は肺が空気を吸う助けをしています。

腎が弱ると深い呼吸ができなくなり、呼吸が浅くなります。

数年前まで私もこの状態で、短くて浅い呼吸を繰り返しているだけで、深呼吸をしても空気が体の奥深くまで入っていく感じがしませんでした。
(それでもこの頃、自分はすごく健康だと思っていたので、皆さんも健康チェックにご自身の呼吸の状態を確かめてみてください)

鍛えることで深い呼吸ができるようになり、呼吸が深くなると腎も強くなります。

瞑想画像

呼吸法などで検索するといろいろな方法が出てきますが、私はたまたま見つけたこちらの記事に書いてあった横隔膜を伸ばす方法がすごくよかったのでご紹介しておきますね。

日経ヘルス&メディカル 「深い呼吸」を身につけ不調を改善

引用:日経ヘルス&メディカル 「深い呼吸」を身につけ不調を改善

イラストだけ見てもすぐやり方わかりますが、このスタイルだと深く息を吸い込むことがすごく楽なんです。

やってみて、自分の呼吸が浅かったことと、呼吸ってこんなに深く入るんだってことがよくわかりましたよ。
よかったらお試しください^^

食材で補う

腎を補う食材でわかりやすいのは、黒ゴマ黒豆、ひじきなど色の黒いものですね。

黒ゴマ画像

 

ほかには魚類にも腎を補うものが多くあります。

鯵の開き画像

アジイワシカツオタラなどです。

ほかにも少し書いておきますね。
くるみ、にら、あさり、しじみ、はまぐり、ほたて、いか、うなぎ、あなご、海老、きゃべつ、白きくらぎ、豚肉、ラム肉、鴨肉、あわび、すっぽん、どじょう、ブドウ、キウイなどが腎を補ってくれます。

漢方茶では

漢方茶の素材ではやはり筆頭はクコの実ですね。

クコの実画像

ほか、よもぎけん実続断ウイキョウどくだみも腎を補ってくれます。

蓬画像

ベースのお茶では黒豆茶がお勧めですが、烏兎のオリジナルブレンドでは『縁側で飲むお茶』が補腎を考えて作ったお茶です。

ですのでこのお茶だけは、ベースが黒豆茶と決まっているんですね。
(リクエストがあれば、ベースのお茶の変更は可能です。お気軽にご相談ください)

漢方茶で病気が治るようなことはいえませんが、腎を補うという点で、漢方茶も選択肢にいれてもらえると嬉しいです(^^)

イメージ画像

冒頭に書いたように今日は腎臓内科に行ってきたわけですが、透析治療は一日おきで毎回4~5時間が一般的なのだそうです。

病気になりたくなっている方などいらっしゃらないですが、本当に少しでも早く、未病のうちに気を付けたいですよね。

無理をしない生活は難しいかもしれませんが、病気になってしまう前に、ご自身の身体とよく対話して、健康で元気な日々を過ごしてもらえたらと願っています。

雑談

こんにちは。
今年の春は桜の開花が早かったですね。

葉桜画像

入学式にはすっかり散ってしまっていた地域も多かったようで、少し残念です。

昨日はここ横浜でも過去最も早い夏日を迎え、そうかと思うと今日は昨日からの温度差が約10℃もあるとのこと。

どこからか「春バテ」という言葉が聞こえてきました。

夏バテはなじみがありますが、春バテとはあまり聞きなれない言葉ですね。
さっそく調べてみました。

医師・専門家監修の女性のための情報サイト 『ウーマンウェルネス研究会』の調査によると <約9割の人が何らかの不調(春バテ)を感じたことがある> ということです。http://www.well-lab.jp/201703/feature/10875

春バテの症状は

  • 倦怠感
  • 疲労感
  • 憂鬱感
  • 肩こり
  • イライラ
  • 頭痛
  • 不眠
  • 朝起きられない
  • めまい
  • ほてり

などなど。

同研究会の調査によると原因は、寒暖差、気圧の変化、生活環境の変化などが挙げられています。

これらのことが原因で、自律神経が乱れてしまうんですね。

寒暖差疲労

春バテに似た状態に寒暖差疲労というものがあります。

寒暖差疲労は寒くなるとよく耳にする言葉ですが、一日の間など、短期間に変動する温度差に対し体がストレスを感じて疲労している状態です。

こちらも症状は春バテと同じで、自律神経の乱れによって様々な症状が現れます。

特別病気というわけではないけれど、なんとなく調子が悪いという方が増えているとのこと。

例え病気ではなくても(未病でも)、体の不調には対策を講じたいところですね。

対策と解消法

春バテ対策と解消法は、やはり自律神経を整えることです。

気温に合わせて上着などで体温を調整し、冷えや熱に体をさらさないこと。
そしてストレスを溜めずリラックスすること。

と、言うのは簡単ですが、日常生活の中では常に人はストレスを受けていますし、体も緊張で固くなっています。

意識して何か対策しないと、ストレスなんて流せないですよね。

先に述べた研究会では・目を温めること・ぬるめの炭酸入浴・首元を温めることなどを推奨しています。

いずれも副交感神経を優位にし心身をリラックスさせる目的ですね。

ほかにはもちろん軽い運動もいいですい、朝日を浴びるのもいいですよね。

朝イメージイラスト

深い呼吸で自律神経を整える呼吸法も手軽にできてお勧めです。
吐く息を意識して、長くゆっくり吐くと深い呼吸ができます。

食事では

食事で対策するには春の食材で少し苦味のある野菜などを摂るといいですよ。
例えば、セロリ、三つ葉、菜の花、たけのこ、ブロッコリー、アスパラなど。
春キャベツや新玉ねぎもお勧めです。

新玉ねぎ画像

元気が足りないと思ったら、ご飯に少し玄米やもち米を足してみたり、雑穀、大豆、根菜類も元気を与えてくれます。
ほかには枝豆、ソラマメ、白きくらげ、くるみ、くり、ぎんなんも気を補ってくれます。
甘いものでしたら、杏仁豆腐もいいですよ!

漢方では

漢方素材ではやはりナツメですね。

なつめ画像

一日3粒のナツメで元気が保てると言われています。

薬膳でもお茶でも大活躍!棗(ナツメ)

確かにナツメを毎日摂っていると気力が付くように感じます。(個人の感想ですが)

ナツメはスーパーの中華食材コーナーなどでも手に入りますので、普段のお料理にちょっと加えるなど、ぜひ召し上がってみてください。

私もよくやるのですが、砕いてお茶に浮かべてそのまま飲むのもお勧めです。

烏兎で使っているナツメです。砕いてあって成分が出やすくなっています。

なつめは補気の基本的な素材なので、烏兎のオリジナルブレンドではなつめを使っているお茶は多いのですが、例えば五行のバランスを整える『陰陽五行茶』などはいかがでしょうか?

よかったらご覧になってみてください。

一杯のお茶を

烏兎では 忙しい日々の中で、一杯の温かく、体に良いお茶を飲んでもらいたい』 というコンセプトで漢方茶をご案内していますが、温かい一杯のお茶には、本当に力があります。

お茶画像

カップから立ち上る湯気。

心落ち着く自然なお茶の色。

微かに漂う素材の香り。

口に含んだ時に感じる味。

喉から流れていくお茶のぬくもり。

吐いた息と共に感じる香り。

お茶をたった一口飲むだけの間に、これだけの感覚が得られます。
それは無意識でも、ふっと息を吐き肩の力が抜ける、そんな瞬間を作ってくれます。

これを難しくいえば、副交感神経を優位にして自律神経を整えるということになりますね。

でもそんなことは意識しなくていいと思うんです。

日本には四季があり、春の不調、夏の不調、秋、冬の不調。
気候の変動に体が影響を受けるのは、自然なことです。

ひまわり画像

日々の生活の中で、自然に発生する体の不調にも上手に付き合って、なんとなく調子が悪い(未病の)状態を、本当の病気にしないように、ご自身に合った対処法を見つけていかれるといいですね。

一年中元気でいる必要はありませんが、対処法を知っていると気を整えることができます。
気が整うと心身ともに安定しますし、心身が安定している人は美しいといつも思います。

そんな対処法のひとつに、一杯の漢方茶も加えていただけましたら幸いです。

どうもありがとうございました。

追伸
烏兎のウエブサイトにメッセージを掲載していますので、よかったらそちらもご覧ください。

メッセージ

雑談

烏兎のオープンセール、2月末日で終了いたしました。

当店の漢方茶は素材の原価が高く、オープンセールといってもそんなに安くできたわけではなかったので、申し訳なく思います。
(質と安心を重視しているので仕方ないのですが、先日、棗の素材紹介にも書いたように、スーパーで買う方が安い素材も多いくらいで・・・)

通常販売価格でもギリギリなのですが、それでも、何といってもオープンですので、ご購入いただいた方にはさらに何かプレゼントをと考え、開店の挨拶も兼ねて作った「おみくじ入りスタートのお茶」をお付けさせていただきました。

開店ご挨拶茶画像
2月末までプレゼントしていたお茶です。(オリジナルブレンドのラインナップにない、特別ブレンドが入っています)

このお茶は、『大大吉が出たらオリジナルブレンドをプレゼント』としていたのですが、実はこれがぜんぜん『大大吉が出たよ』という連絡が届かず、お茶の残りはどんどん少なくなっていくのに、いったいなぜだろうと思っていたのです。

出来上がったおみくじを仕入れて封入していますので、私自身はおみくじの中身を知りませんし、お茶を作っている間に順番もバラバラになっていましたので、まったく把握できない状態です。

おみくじ画像

最近では、実は最初からこのおみくじ、大大吉が入っていなかったんじゃないかしら???と疑っていたところ、2月の終わり近くにオンラインショップからお求めいただいたお客様から『大大吉でした』という連絡を本日いただきました。

ご購入いただいた際にお客様のお名前を拝見しますが、存じ上げない方でしたので、「きっとこちらのお客様は、オンラインショップをたまたま見てくださってご購入くださったたのだろう」と思っていた方でした。

今日は冒頭で値段の話をしていますが、オンラインショップで漢方茶が売れた時、お客様はお品物代金と送料以外にも、決済手数料まで払ってお求めくださっているのだなとつくづく感じたので、どこかでそれについてお礼を書いておこうと、夜になってたまたまTwitterを立ち上げたところ、なんとタイムラインに当店の漢方茶が届いたというツイートがあるではないですか。

オンライショップでのご購入者様は、ツイッターのフォロワーになってくださっている方だったのです。

驚いた勢いで見ず知らずの方だったにも関わらず、しかも真夜中に、思わず「〇〇さまだったんですね」と意味不明なコメントを送ってしまいました(汗)

そして、それだけでも驚いていたのが、翌朝、同じお客様が「大大吉でした」とTwitterでお知らせしてくださり、さらにびっくりしたのでした。

どこで見知ってくださったのかわからないのですが、ショップをスタートしたばかりの当店にとっては、お願い差し上げたわけではなかったのに、Twitterをフォローしてくださったことも、さらにTwitterで感想を発信してくださったことも、感謝の言葉がないくらいでした。
そしてツイートのブログやInstagramへの利用も、快く快諾してくださいました。

本当にありがとうございました。

同様に、友人の妹さんもお礼の手紙を書いてくださったり、Instagramを立ち上げた時は、一番最初にフォロワーになってくださったりしています。

その友人も、そのまた別の友人もSNSで紹介してくれたり、ご家族や友人を紹介してくれたり、ご家族のプレゼント用に購入してくださったりと・・・

美味しいと言って飲んでくださるだけでもありがたいのに、さらに応援してくださる。
どの方にも言葉に尽くせぬ感謝があります。

どんなに忙しくなる日が来ても、こうしたお客様の好意や善意のひとつひとつを忘れずに勤めようと思います。

感謝は漢方茶に込めて、丁寧にお作りさせていただこうと思いますので、どうぞ今後とも、よろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました。

漢方茶 烏兎

漢方の話, 雑談

気とは

「気の話」なんていうと、ちょっと怪しい世界に引き込まれそうな感じがしちゃいますね。

精神世界に連れて行かれるか、はたまた、道着を着て『やーっ!』なんて投げられちゃいそうです(笑)

動議を着た女子のイラスト

漢方では『気・血・水』という考え方があって、『気・血・水』は人の体を巡る大きな要素です。

今回はこの『気・血・水』から、『気』のお話をしたいと思います。

「気」という言葉を辞書で引くと、一番最初にこのように書いてあります。
「生命・意識・心などの状態や働き」
出典:デジタル大辞泉(小学館) https://dictionary.goo.ne.jp/jn/50061/meaning/m0u/

そのほかには、お天気などの自然現象や空気、雰囲気の気、なども気の仲間ですね。

実は暦(カレンダー)に『節気』という区切りがあるのですが、この暦の区切りも『気』で構成されています。

天体にも大地にも『気』という考え方はあって、そうすると、世界は『気』でできているといえるかもしれませんね。

地球イメージイラスト

人の体を流れる『気』は、「元気」とか「気力」とか「気が沈む」とか、そんな使い方をしますよね。

つまり、『気』とは、目には見えないけどそこにあって、それがたくさんあったり少なかったり、暗かったり明るかったりして、それで人の心と体が影響されている感じですよね。

元気の元になる「気」がいっぱいあれば、体調もよくて、気持ちも前向きで、多少ストレスを受けても跳ね返せるけれど、気が減ってくるとなんだか力がわかなくて、気持ちも沈みがちで、ストレスに弱くなったり、もっとひどくなると病気になってしまったり。

表情イラスト

そうそう、「病は気から」って言葉がありますね。
この言葉は「病気なんて気の持ちよう!」という意味で使われますが、「気」が病んでしまうと病気になる!ということでもあるんですね。

「気」が弱って病気になる原因を考えると、疲れ、ストレス、食生活、運動不足などが考えられそうですね。

そう考えると、生活の中で気を元気にする方法はその逆で、

  • 疲れを溜めない
  • ストレスを逃がす
  • 健康な食生活
  • 適度な運動

などが考えられそうです。

病院に入院すると病気が治るのは、治療効果がもちろん一番だと思いますが、それ以外にも早寝早起き、栄養バランスのよい食事、そしてこれは病院にもよりますが、適度な運動を取り入れた生活を送ることで、体が整えられるという一面もありますよね。

ベッドにいる女の子イラスト

ですので、規則正しく、栄養のある食生活をし、ストレスを溜めずに元気に暮らせばいいのですが「なかなかそうはできなくて」はおいといて、今日はそこからさらにもう一歩「気」の世界に踏み込んでみましょう。

漢方での気の話

漢方で気の状態がよいというのは、たくさんある「気」が滞りなく循環している状態です。

流れイメージ画像

漢方では「気」は生命エネルギーと考えています。

気が足りない状態は「気虚(ききょ)」といって、気がどこかで詰まってしまって滞っている状態を「気滞(きたい)」といいます。

どちらもよい状態ではなく、気虚の人はしっかり気を補い、気滞の人はスムーズに気を流す必要がありますね。

流れイメージ画像

さて、この「気」ですが、人には持って生まれた「先天の気」と、後天的に得ていく「後天の気」というものがあります。

持って生まれた先天の気を補うことはできませんが、後天の気は飲食物などから得ていますので、補っていくことができます。

食事で気を補う方法ですが、これはとっても簡単で、ご飯を食べれば元気が出ますよね?

お腹が空いていたら力もわきませんし、落ち込むことがあっても、ご飯を食べると元気になる!という人も多いと思います。

もちろん私も、食べることが大好きです♡

食事は生きていく基本で、食材には生命のエネルギーがたくさん詰まっているからこそ、人はそのエネルギーをいただき、生きていくことができます。

野菜画像

気が不足している方は、たくさんある食材の中で、特に気を補う食材が摂るとなおいいですね。

気を補うことができる食材は、お米、雑穀、ジャガイモやにんじんなどの根菜などですが、大地の気をいっぱい蓄えている食材と思うと、わかりやすいですね。

お米画像

これらの食材を、温かく調理して食べます。

さらに冷えていたり、熱を持っていたりと、人それぞれの体質に合った食材を食べられれば、なおよいですね。

次に、生活習慣で気を補うためには、早寝早起きです。

朝のイラスト

これは烏兎でブレンドを午前中にしている理由ですが、午前中の気は陽の気といって、プラスの働きをしてくれます。

一方、午後の気は陰の気ですので、マイナスに働いてしまいます。

気を補うためには、午前中の気をたっぷり吸収する必要があるんですね。

今日は気の話なので詳しく書きませんが『気・血・水』の血は夜作られますので、早く寝るのも大事なことなんですよ。

気が不足すると疲れやすくなります。
疲れているから長く寝てしまい「午前中はずっと寝ていた」なんてパターンだと、午前中の陽の気を吸収できず、結局、いくら寝ても元気にならないということになります。

疲れイメージ画像

また、これはちょっとびっくりされる方もいるかもしれませんが「気を使う」という言葉がありますが「気を使う人」も気を消耗しています。

「性格なので」という方もいるかもしれませんが、人に対して気を使いすぎる方も、少し注意していった方がよいですね。

気を使うと気疲れしますよね。
気は生命エネルギーですので、消耗しない方がよく、大げさに言ってしまうと、気を使う人は命を消耗しているのと同じなんですよ。

その結果、優しい人ほど人のために病気になってしまいますね。

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気は、目に見えません。
目に見えませんが、とっても大切なものです。

先ほどちょっと、烏兎では陽の気が入る午前中にブレンドをお作りしているとお伝えしましたが、なんでそんなことをわざわざしているのかといえば、烏兎では「気」という目に見えないものを大切にしているからなんです。

世の中の多くの人は、忙しくて、ご自身のことを丁寧に扱う時間がないですよね?
それもたいていは、人のためにです。

陽光イメージ画像

健康のためには「早寝早起きがいいですよ」と言われても、「わかっていたってできませんよ」という方がほとどんだと思います。

漢方茶にできることは本当に少ないと思いますが、忙しい方にこそ、ほんのひとときでもリラックスできる時間を持ってもらえたらといつも願っています。

烏兎では漢方茶の試飲をお作りする機会が多いのですが、お渡しする際には「ぜひゆっくり時間を取ってお飲みください」とお伝えしています。

ゆっくりお茶を飲む時間を作ってもらうことが、烏兎の漢方茶の一番最初の目的です。

ちょうど今日、ご注文をいただいたお客様。
子育て中でお仕事もしていて、それは今時は普通の事かもしれませんが、だからといって疲れないというわけではありませんよね。

「ゆっくりどうぞ」と試飲をお渡して、少し間が空いてからのご注文でしたが「ゆっくり、お茶の時間を取りたかったの」と仰っていただいたことが、本当に嬉しく思いました。

本当に、どんな方にも、ゆっくりお茶を飲む時間を作ってもらいたいなと心から思います。

「気」の世界を大切にする烏兎の漢方茶、ご縁がありましたら一度、お試しいただけましたら幸いです。

雑談

神奈川県では食品の製造に関する仕事をするためには、食品衛生責任者という資格が必要になります。

食品衛生責任者手帳画像

その資格を持ってないとそもそも保健所に営業申請が出せませんので、もちろんもれなくこの資格を取得するのですが、取っただけで終わりではなく、毎年1回、講習会に参加しなければなりません。

これが年度末講習と言われていて、毎年2月と3月に行われています。

看板画像

烏兎でも昨日講習を受けて来たのですが、今年は平成30年なのですが、29年度の講習が受講済みになるんですね。ちょっと不思議な感じです。

テキスト類画像

受講は義務でもありますが、衛生管理というのはとても重要なことですので、意識喚起の意味でも年に一回の講習は妥当なのだと思います。受講料の1500円はちょっと痛いなと思いますが(^^;)

昨年も大きな食中毒事件が何件かありましたが、講習でも食中毒の実例から防ぐための方法など、全飲食業が対象なので、烏兎では必要のないところもありましたが(生ものを出す時の注意とか)、衛生管理の記録の付け方など、参考になる点がたくさんありました。

消毒、洗浄、汚染を防ぐなど基本的なことですが、お客様が安心して口にできるものをお作りするのは当然のことですよね。

安全なものを安心して口にできるように衛生管理を徹底する。
改めて宣言するほどのことでもないとは思いますが、烏兎では今後もしっかり続けていきたいと思う次第です。

3匹のウサギイラスト

さて、安全なものといえば、烏兎で使っている和漢素材はすべて農薬、放射能など安全検査、管理が徹底され、品質が保障されている生薬会社の製品を使っています。
お茶も含めてすべて自然素材で、もちろん保存料も添加物も使っておりません。

和漢素材画像

烏兎がある神奈川県横浜市には横浜中華街がありますので、中華素材が安く手に入りますし、烏兎で仕入れている素材よりもスーパーで買った方が安いものもたくさんあります。

でももちろん、烏兎でそういった素材を使うことはありません。

私自身はもともとそんなに真面目で丁寧な人というわけではないのですが、怪しいもの、適当なもの、適当なこと、そういったことは、お茶の波動(気)に影響すると私は思っているんですね。

漢方茶写真

私自身は気の世界を信じていますので、お茶のブレンドは陽の気の入る午前中にするようにしていますし、納品までお待ちいただける方には、暦を見てその方に取ってよい日にお作りさせていただいています。

先日の亀戸天神でも暦を買ってしまいました。

そんなものが何になると?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、烏兎ではすごく大事にしている部分なんですね。

そうでなくなったらきっと、烏兎の漢方茶ではなくなってしまいます。

食品衛生の話から、今日はちょっと目に見えない部分の話をさせてもらいましたが、そんな烏兎の漢方茶をどうぞよろしくお願いいたします。

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雑談

漢方茶 烏兎のオープンは2018年1月11日だったのですが、なぜこの日だったのかといえば、私がずっと勉強している東洋占星術から、運勢と暦を読み決めた日でした。(ほかにも理由はあるのですが)

運勢からだいたいの時期を出し、その期間の中から選ぶようにしたのですが、この日は大安であるとか、一粒万倍日であるとかもあったのですが、何より2018年の1月11日は初卯の日で、カラスとウサギに由来する店名の烏兎にとっては、兎(卯)にちなんだ日になります。

東京にある亀戸天神社の中にある御嶽神社では、卯の神様が祀られていて、ここでは毎年一月の卯の日にだけいただけるお札があります。

この日は二十八宿でも井(せい)の日で神仏祭祀によい日で、さらに亀戸天神の方角が吉方になる日でしたので、1月11日に開店のご挨拶に、亀戸天神社の御嶽神社に行こうと思っていたのです。

ところが家人のインフルエンザによりこの日は行けなくなってしまい、その後2回あった卯の日は仕事が詰まっていて行けず、ようやく本日、開店のご挨拶に行ってまいりました。

亀戸天神社の場所は東京都江東区亀戸3丁目6番1号、最寄駅は亀戸または錦糸町です。
スカイツリーが近くに見えます。

亀戸天神社は菅原道真公(天満大神)を御祭神とする、九州太宰府天満宮の分社です。

鳥居画像

卯の神様と呼ばれる御嶽神社は菅原道真公の師で、道真公没後、太宰府天満宮の建立にも深くかかわった法性坊尊意僧正を祀っています。
そのため御嶽神社は、亀戸天神社の境内に奉祀されているんですね。

御嶽神社由来

卯の神様といわれているのは天慶3年(930)2月の卯日の卯の刻に亡くなられたことによりますが、卯の方角である東は、春の陽気とスタート、発展の意味がありますので、開店のご挨拶に伺うにはぴったりの神社だったわけです。

商売繁盛で開運の神様でもありますしね。
ちなみに、御嶽神社は亀戸天神社の東に建てられています。もちろん偶然ではありませんね。

これらは漢方茶の話とは関わりがないようで、元になっている理論は同じですので、面白いものですね。

卯と東は五行でいうと「木」にあたります。
木は五臓では「肝」。

五行イラスト

重要なことを表す「肝心要」という言葉がありますが、この「肝心(肝腎とも)」という言葉の由来も五行にあります。

木の季節は春。
風を司っていますので、風にまつわる疾患などは、木(肝)が関係しています。
風邪(かぜ)とはまさに、風の邪気(じゃき)が入ることなのですね。

春と風といえばもう一つ、花粉も風に乗って運ばれてきますよね。

花粉イメージ画像

人体では「目」が木の管轄で(ほかの部分もありますが)、花粉が入って目が痒くなる、なんて状態が目に浮かびますね。

涙イラスト

さて、亀戸天神社に話を戻すと、鳥居をくぐって一番最初に目に入るのは太鼓橋です。

太鼓橋画像

この太鼓橋ですが、このように説明されています。

大鳥居をくぐると心字池があり、3つの橋が架けられ、九州太宰府天満宮の境内にならって造られています。これは池と橋を人の一生に見立てた「三世一念の理」と言って、最初の太鼓橋(男橋)は生きてきた過去を、つぎの平橋(ひらばし)は今が見える現在を、つぎの太鼓橋(女橋)は希望の未来をあらわし、3つの橋を渡るごとに心が清められ、神前へと進みます。心字池と太鼓橋はその形により、神様に近づく道真公の波乱の生涯と重ね合わせて造られたように感じられます。
亀戸天神社 http://kameidotenjin.or.jp/guide/

この太鼓橋を造ったのが、卯の神様となった法性坊です。

過去、現在、未来と進むうちに心が清められとありますが、心字池にはなんとサギが一羽。

サギ画像

サギは神様のお使いの鳥で、神域に訪れ、邪を祓ってくれる鳥といわれています。

どうやらいつもいるわけではないようです。

ほかにも亀や鶯など、神さまのお使いとの出会いがあり、引いたおみくじは一番で「大吉」。

おみくじには菅公の御歌が書いてあります。

心だに 誠の道に かなひなば いのらずとても 神やまもらむ

意味はこうなります。

心に誠意を持ち、道理にかなった行動をしていれば、ことさらに祈らなくても神は守ってくださるであろう。

今日は開店のご挨拶で伺ったので、この言葉は仕事に対する心がけと思って精進しようと思います。

さて、亀戸天神社はこれからさらに梅が美しく咲く頃かと思います。

亀戸天神社画像

余談ですが、亀戸天神社から錦糸町の駅に向かう途中にある元祖くず餅船橋屋さんのくず餅はものすごく美味しいです!!!

船橋屋画像

中でも甘味が召し上がれますが、くず餅やあんみつ、みつ豆、ところてんなどを買って帰ることもできます。
このくず餅がすごいんですよ。

船橋屋では、厳選した小麦粉の澱粉質を地下天然水を使用して15ヵ月もの間乳酸発酵し、じっくりと熟成します。そうして出来上がった最高品質の小麦澱粉は澄んだ乳白色でヨーグルトのような香りがします。
元祖くず餅船橋屋 http://www.funabashiya.co.jp/products/

杉の発酵樽で自然発酵させて、完全無添加。
15ヵ月かけて発酵させて、賞味期限たった二日ですよ。

くずもち画像

食感はもっちりしていて、言われてみればというくらい微かなヨーグルトのような味があり、きな粉は絶品(家にあるきな粉を少し使ってみたら、ぜんぜん合いませんでした)、黒蜜もクセがなく、これらが合わさると口の中がパラダイスになります。

もちろんお茶は、漢方茶をお飲みくださいね。

今日は漢方茶のお話ではなく、亀戸天神レポートになってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

日を選んで行動するというのも、意外と楽しそうだと思いませんか?

亀戸天満宮歴画像
※社務所で販売していた暦です

烏兎の漢方茶はすべてオーダーをいただいてからお作りしていますが、納品までに日数をいただける場合は、お客様にとって良い日を選んでブレンドをお作りすることもできます。
お気軽にお申し付けくださいね。

お急ぎの場合でも、可能な限り漢方茶は陽の気の入る午前中にお作りしています。

そんな烏兎の漢方茶、ぜひ一度お試しくださいませ。