梅雨入りですね。烏兎さんの今日の一杯は「暑い日の雨の日のお茶」です

こんにちは。
関東地方は6月11日に梅雨入りの発表がありましたが、それ以降梅雨らしいお天気が続いています。
そんな中、沖縄は統計開始以降7番目でなんと昨年より28日も早いという梅雨明けを迎えています。
どうやら今年の梅雨は短そうですね。
さて、今日の一杯はこの時期ならではのお茶『暑い日の雨の日のお茶』です。

烏兎さんの今日の一杯は「暑い日の雨の日のお茶」

暑い日の雨の日のお茶

お茶について書く前に、まずはお詫びとお礼からお伝えしたいと思います。

先日OPENしたminneさんのショップですが、アカウントの変更に伴いショップを移行させていただきました。
新ショップはこちらになります。
https://minne.com/@uto-koyomi

すでにご購入してくださったお客さまもいて、お気に入りをそれはもうたくさん押してくださっている常連さまもおられたので、ショップを移行するには逡巡もあったのですが、やるならば早い方がいいと移行作業を行わせていただきました。

こういったことも、いくら数が多くても作業中はなんということもないのですが、いざご利用くださったお客さまにお伝えする段階になると、心が苦しくなります。

ああ申し訳ありません、申し訳ありませんと思いながらメッセージを送らせていただいたのですが、皆さま「あいよ!」てな感じで快く新しいアカウントをフォローしてくださり、感謝の気持ちが絶えません🙇

ご不便をおかけすることはわかっていたので、アカウント名くらい気にしなくても・・・という思いが何度も頭をよぎったのですが、これが気質的なもので、いつまでも取れない魚の骨が喉に引っかかっているように、小さい引っ掛かりを無視できないところがあります。

常連さまにおかれましてはよくご存知のことではありますが、だからこそ名称変更などもすることになったわけで・・・😓

遠くにある目的地までブルドーザーに乗っていけるタイプだったらよかったのですが、どうしても小さい石ころを拾い道を整えながら歩くしかできないようです🚧

ですが、マイブレンドなどをお作りさせていただいていても、小さいことを無視しないから気付けるお客さまのことがあるので、やっぱり当店はこうして進んで行くのだろうなと思います。

何よりこういうことがあると、お客さまに恵まれているということに、目に見えて気付かされます。

普段からそれはよく承知していることなのですが、なぜうちのお客さまはこんなに労を惜しまないのだろう。なんて心の優しい方ばかりなのだろう。いったいなぜ、こんなに心が広い方ばかりなのだろうと不思議に思うくらいです😭
本当にいつもありがとうございます🙇

名称変更の件でもお客さまよりいただいたエールでは、感謝が言葉にならないほどです。

名称変更から数か月が過ぎましたが、「暦のお茶」という呼び方がとてもしっくりきています。

当店の想いというのはつまるところ、暦に代弁される「日々、毎日」という日常に、お茶を置いてもらいたいということなのだと思います。

うちのお茶が基本的に7杯入なのも、マイブレンドが14杯分なのも、あまり意識してはいなかったのですが、根本に暦があったからだということに気が付きます。

本日、サロンさまにお作りしている専用ブレンドの紹介をサイトの方に書いたのですが、そちらのお茶は5杯入で、お作りしていると(袋に余裕があっていいな)と思うことがあります。

当店のお茶はブレンドよって、7個のティーバッグをぐぐっと押し込んで入れることもあり、また、多くのお客さまによく利用されるクリックポストという発送方法は、厚さ制限が3cmなので、箱に入れるときは平たくする必要があったりして苦労しているのですが、それでも杯数を変更しようとは思いません。

毎日飲まれるお客さまばかりではありませんので、単にこだわりといえばそれまでなのですが。

・・・いつまで経ってもお茶の話になりませんね😓
すみません、いつも。
それにしても毎回こんな長い単なるつぶやきを、読んでくださっている方がいるのでしょうか😅
もう少しお客さまにとって有益な情報を発信して行けるよう、精進します🙏
個人的にはただ独り言を言っているだけのこのコーナーが、すごく好きです☺

さて、雨の日のお茶です。

先日Twitterでちょっと呟きましたが、雨の日のお茶はオープンした最初の年の梅雨に作ったお茶です。
雨の日というと、湿を取ったりどんよりした気持ちを変えたりと、ハーブのはたらきも必要になるのですが、それ以上に雨好きの烏兎さんが「雨の日に合うお茶を作りたい」と思って作ったお茶です。

もちろんお飲みいただいて「おいしい」と思ってもらうためには、体に喜んでもらう必要があるので、ハーブのはたらきも「雨」というテーマに合わせてチョイスすることになるのですが、本質的には「雨の日に飲むお茶があったら、きっとほんの少し毎日が楽しくなる」という思いから作っています。

「暑い日の雨の日のお茶」と「寒い日の雨の日のお茶」があるのは、暑い日に体に熱を加えるものを取っても美味しく感じませんし、逆に寒い日に体を冷やす素材を取っても美味しく感じることはないですので、どうしても両方必要だったためです。

最近このお茶も名称変更をしたのですが、以前は「雨の日のお茶 涼」と「雨の日のお茶 温」という名前でした。

ご試飲ラベル

お客さまが「アイスとホットの違いだと思った」とぽろりと呟かれたので、わかりやすい名前にさせていただきました。

雨の日のお茶はどちらも少し個性的な味です。

例えばコーヒーや紅茶も、落ち着いて家で過ごす雨の日には、軽いものよりもどっしりとした味を飲みたくなると思うのですが、当店のお茶も、雨の日なのであまり軽い味にしないで、はたらきの合う素材から、複雑な味を楽しんでいただけるようにブレンドしています。

こんなことをいうのもなんですが、すごくお勧めかと聞かれたら、雨の日のお茶は万人向けの味ではないように思います。

ですので強くお勧めすることはありませんが、ただ毎日のお茶の中に、ときどき、雨の日に飲むためのお茶があってもいいかもしれないと思うのです。

特に湿度が高くなると調子が悪くなるタイプの方は、暑い日の雨の日のお茶はよいように思います。

また、体の中の余計な水分を排出する素材をふんだんに使っていますので、一年を通してむくみやすいという方にも向いているお茶です。

機会あれば一度お試しくださいな。

いよいよ今週の土日にはエネルギーの強い日がやってきます。
実は両日とも、お茶のお作りのご依頼が少ないので、よろしければオーダーをお待ちしております。

さて、明日からまた新しい一週間が始まります。
どうぞ皆さま、行ってらっしゃいませ。

そしてどうぞ、一日一杯のお茶をゆっくり飲む時間を取ってくださいね。

ありがとうございました。

暦のお茶 烏兎