烏兎さんから2021年3月の吉日のお知らせ

いつもありがとうございます。
暦のお茶 烏兎です。
3月に入りました。花粉の気配に春を感じる今日このごろ、外出時には「何かを呪いたくなる気分のときに飲む茶」を持ち歩いて飲んでいる烏兎さんです🍵

暖かい日、寒い日と寒暖差が激しい時期でもあり、アレルギーのある方にはとかく辛い時期ですね。

お茶やアレルギーの話を交えつつ、今月も吉日のお知らせをお伝えしたいと思います。

烏兎さんから2021年3月の吉日のお知らせ

昨年の今頃は学校の一斉休校やトイレットペーパーが品薄になったことなどが話題になっていましたが、あれから一年、ワクチン接種が始まったものの、新型コロナウイルスの問題はまだ先が見えない状況ですね。

ここ最近烏兎さんが気になったニュースは、奈良県立医科大学が昨年11月に発表したお茶による新型コロナウイルスの不活化効果についてというプレスリリースです。

飲用した場合の予防効果を検証したものではないので、実際に普段飲むことで予防効果が得られるのかはわかりませんが、良いニュースといっていいのではないかと思います。
具体的なお茶の種類などはこちらの記事に書いてありましたので、よかったらお読みください。読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/medical/20201128-OYT1T50125/

緑茶ってすごいなあって改めて思いますね。(紅茶や烏龍茶も緑茶の仲間です)

お茶画像

さて、そんな緑茶ベースが合う当店のブレンド「何かを呪いたくなる気分のときに飲む茶」を烏兎さんもこの時期よく飲んでいます。

何かを呪いたくなる気分のときに飲む茶ラベル

今年の花粉は例年よりも少ないものの、昨年よりは飛散量が多いそうです。今年は気温が高くなった日が早く、花粉のピークも関東ではスギは3月、ヒノキは4月としばらく辛い日々が続きますね。[1]出典:日本気象協会

実はこのお茶の名前、花粉症を発症した烏兎さんがこの時期になると毎年、国策としてスギとヒノキの造林を推し進めてきたはるか昔の誰かを呪いたくなることから付いた名前です。(※日本の人工林面積のうちの約7割がスギ、ヒノキ林)[2]出典:林野庁

と、恨み言をいっても仕方がないので、花粉症と五行の話でも。
花粉症やアレルギー、症状によって一概にはいえませんが、基本的には皮膚、鼻、呼吸に関するものは五行では『肺』の不調とされます。

眼は五行では『肝』に属しますし、鼻水の問題などは水毒が関わっていたりもするのですが、ひとまず症状は別にして東洋占星術の観点から見ると、アレルギー体質の方は命式盤で肺にあたる宮に凶星がかかっていることがとても多いです。

持って生まれた弱点というのは誰にでもあるもので、このように命式盤で肺に弱点がある方はアレルギー、アトピーを起こしやすい傾向がありますし、肝に弱点があると目に出やすいなど、病気に限らないですが、命式盤からは様々なことが見えてきます。

そうそう、命式盤といえば『あなたが生まれた日のお茶』の鑑定メッセージを現在休止しているのですが(鑑定メッセージはその方の命式盤を見ながら書きます)、引き受けを限定して再開する予定でおりますので、もしお待ちの方がおられましたら、後日詳細をお伝えしますので今しばらくお待ちください。

長くなりますのでそれではそろそろ、3月の吉日をお伝えさせていただきます。

2021年3月の吉日のお知らせ

吉日バナー

3日 上司の節句(雛祭り)・耳の日・十二直 成(万物成就の日)

5日 二十四節気 啓蟄・鬼宿日(二十八宿の最良日)

6日 下弦の月☽・大安吉日

7日 一粒万倍日

9日 十二直 除(不浄を除く日)

10日 十二直 満(万物が満ちる日)

11日 十二直 平(万事に吉日)

12日 大安吉日

13日 新月☽

14日 一粒万倍日

16日 大安吉日・十二直 成(万物成就の日)

17日 甲子日・お彼岸入り

19日 一粒万倍日・牛宿日(二十八宿の吉日)

20日 春分の日・お彼岸お中日

21日 上弦の月☽・春の社日・十二直 除(不浄を除く日)

22日 大安吉日・己巳日・十二直 満(万物が満ちる日)

23日 お彼岸明け・十二直 平(万事に吉日)

25日 二十八宿 奎(万事に大吉日)

26日 一粒万倍日

28日 大安吉日・十二直 成(万物成就の日)

29日 満月☽

31日 天赦日・一粒万倍日

お茶のお作りのご希望の日があればお気軽にお知らせください
※仏滅や不成就日など、凶意のある日と重なっていることもあります
ご確認、ご質問はお気軽にどうぞ。

トピックス・2020年3月の行事

3月の行事もいろいろありますが、一つずつお伝えしていきたいと思います。

3日 上巳の節句(雛祭り)

雛祭りは一年間に五つある節句のうちの一つ、上巳の節句に行われます。

雛祭り画像

五節句とはこちらの五つの節句のことです。

  • 1月 人日の節句(七草粥)
  • 3月 上巳の節句(桃の節句)
  • 5月 端午の節句(菖蒲の節句)
  • 7月 七夕の節句(笹の節句)
  • 9月 重陽の節句(菊の節句)

もともとの上巳の節句は邪気が入りやすく不安定なこの時期に、厄を祓って無病息災を願う行事として伝わってきました。

それが時代の流れとともに徐々に形を変え、現在のひな祭りの形式で残るようになりました。

お雛様画像

上巳の節句というのは、「上旬の巳の日」に行われていたことに由来します。
干支暦が生活に密着していた名残ですね。

女の子がいないおうちには雛飾りは置いていないかもしれませんが、邪気を祓う植物である桃を飾って、桜餅や、いくつになっても嬉しい雛あられを愉しむといいと思いますよ。

桜餅画像

美味しいお茶も、お忘れなくです。

17日~23日 お彼岸

17日から23日までは春のお彼岸となります。
お彼岸の中日は21日です。お墓参りはこの日に行きます。

春のお彼岸には牡丹餅ですね。

ぜひ美味しいお茶と一緒に、いただいてくださいませ。

牡丹餅画像

お彼岸は仏教の行事で彼岸(極楽浄土)と此岸(現世)がつながる期間になります。
ですので本来であればこの時期は仏教修行に励み、精進料理を食べて過ごします。

17日 甲子日・22日 己巳日

甲子日(きのえねび)と己巳日(つちのとみび)、日の干支は60日で一巡しますので、こちらのコーナーでもよくご紹介しています。ご存知の方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

干支画像

甲子日と己巳日はどちらも干支暦の中で縁起の良い日となります。

甲子日は六十干支の最初にあたり、特に縁起がよい干支とされています。
(ちなみに甲子の年は、60年でもっとも縁起が良い年となります)
甲子日はスタートに適した日ですので、何かを始めるのにこの日を選ぶと良いと思いますよ。

また己巳日は弁財天様を祀る日です。

菊名池弁財天神社の弁天様
菊名池弁財天神社の御祭神、市杵島姫命

弁財天様は美と芸、そして金運に強い神様です。
そんな日に作ったお茶を飲むと、なんだかいいことありそうに感じませんか?😊

21日 春の社日

社日とは土の神様(土地の神様)を祀る日で、年に二回、春分の日と秋分の日に近い戊の日が社日となります。(戊は五行で土)

春の社日には豊作を祈願し、秋の社日には収穫を感謝します。

お米画像

お彼岸は仏教行事ですが、社日は神道行事になります。
そのため、この日はご先祖さまではなく氏神様にご挨拶に参ります。

31日 天赦日

天赦日バナー

当店をご利用のお客様はよくご存じの吉日かと思いますが、数ある暦注の中でもっともよい日とされているのが、この天赦日です。

この日の天赦日は2021年では2度目、立春からの新しい年では最初の天赦日となります。

暦で萬良しとされ、天の赦しがあるという天赦日は、一年間にだいたい5日~7日くらいしかありません。
※2021年の天赦日は6日です。

甲子日や己巳日も60日に1回ですので、こちらもだいたい年間6~7日あるのですが、吉日として比べると天赦日に勝るものはなく、極上の吉日となります。

次回の天赦日は6月15日とだいぶ先になりますので、よろしければお茶のお作りのご依頼をお待ちしております。

それでは、今月も吉日のお知らせをお送りさせていただきました。

よろしければまた来月も楽しみにお待ちください。

ありがとうございました。

暦のお茶 烏兎

References

References
1 出典:日本気象協会
2 出典:林野庁