烏兎さんの今日の一杯は甘茶プラスのお勧めの飲み方

こんばんは、暦のお茶 烏兎です。
今日の横浜は春の嵐が吹いていますが、三月も終わりに近くなり、初夏のような日差しも感じられるポカポカ陽気の日が増えてきました。
関東では桜が満開を迎えています。

気持ちも明るく心が開いていくような、明るい季節です。

陰陽の流れでは冬至に一陽来復を迎え、立春を過ぎ、季節は徐々に陽へと傾いていく流れですが、暖かな陽気に、月日は確かに流れているのだと感じますね。

春眠暁を覚えずといいますが、この時期はうららかな陽気に心も解けて眠くなってしまうなんてこともあるのではないでしょうか。

春の眠気には気温の上昇や体内時計の変化、睡眠の状態が変わるためなど様々な要因が考えられていますが、木の芽時と呼ばれ自律神経が乱れがちなこの時期、リラックスする時間を意識して取るようにしてくださいね。

眠気覚ましにお勧めなのは薄荷を使ったお茶なのですが、烏兎さんは花粉症もあるためともすればこの時期は「何かを呪いたくなる気分のときに飲む茶」ばかり飲んでしまうので(何かを呪いたくなる気分のときに飲む茶には薄荷を使っています)、今日はあえて違うお茶で、「甘茶プラスのお勧めの飲み方」をお伝えさせていただこうと思います。

今日の一杯は「ジンジャア&ニッキブレンド・甘茶プラス」

先月からオプションとしてどのブレンドにもプラスできるようにさせていただいた「甘茶」
実はプラスするのにお勧めのブレンドがあります。

それが、ジンジャアブレンド、ニッキブレンド、ジンジャア&ニッキブレンドのスパイスティーシリーズです。

ベースは和紅茶がお勧めで、スパイスの香りと和紅茶の深み、そこに甘茶のほんのりとした甘さが加わり、調和の取れたブレンドになります。

何よりも嬉しいのはカロリーがなく、合成甘味料を使っているわけでもないのに甘みを得られる点ですね。

軽く甘いものが欲しい時にもお勧めです。

甘茶オプションにお勧めのベースですが、甘茶は緑茶ベースやウーロン茶ベースなど、苦みの強いお茶に加えると甘さを十分に感じられなくなります。

ですので、和紅茶ベースのほか、ほうじ茶ベースや三年番茶ベース、黒豆茶ベースや焙じはと麦茶ベースなど、焙じたお茶や優しい味のベースがお勧めです。

またスパイスティーシリーズのほか、素材を種類多く使っているレギュラーブレンドよりも、素材とベースのお茶だけのシンプルブレンドの方が甘みが引き立ちます。

黒豆茶ベースでしたら、枸杞棗茶にプラスするなども良いかもしれません。

春は和菓子や洋菓子もつい欲しくなってしまうような可愛らしいものが増えますが、体調を整えるために糖分を控えたいときなども、甘茶で甘味を取るのは良いと思います。

来月はお釈迦様の生誕祭である灌仏会、花祭りもありますし、この機会に甘茶のご準備もぜひどうぞ。

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春のうららの眠気覚ましにはお茶もいいですよ。

相変わらず心おきなくお花見することもままならない世の中ではありますが、どうかこの春が皆様にとって楽しく、心豊かな春でありますように。

今日は甘茶を加えたお茶をお伝えさせていただきました。

ありがとうございました。

暦のお茶 烏兎