烏兎さんから2022年4月の吉日のお知らせ

こんにちは、ここ横浜では桜が見ごろとなって参りました。
春爛漫も近い今日この頃。
ここ最近の出来事を思うと、この春を心から愉しもうという気持ちにはなかなかなれないと思いますが、元気(気の元)をなくさないように、養生しながら過ごしていきたいですね。

それでは今月も、吉日のお知らせをお伝えさせていただきます。

烏兎さんから2022年4月の吉日のお知らせ

4月ですね。新年度となり、新しい生活が始まるわけではない烏兎さんも、なんとなくソワソワします。
この春から生活が変わる方もおられるでしょうか?
そんな方は、緊張する毎日かもしれませんね。
心も体も疲れすぎないよう、リラックスする時間を取ってくださいね。

この春も普段通りだよーという方も、この時期は寒暖差も激しく自律神経が乱れやすい時期です。
お身体の状態を気にかけて、適度に休みを入れながらお過ごしくださいね。

4月は春土用もありますので、後半の不安定さにもご注意を。

それでは、2022年4月の吉日のお知らせです。

2022年4月の吉日のお知らせ

吉日のお知らせバナー

1日 新月☽・鬼宿日(二十八宿の最良日)

2日 一粒万倍日

3日 大安吉日

4日 十二直 成(万物成就の日)

5日 二十四節気 清明・一粒万倍日・十二直 成(万物成就の日) ←母の日のお茶受付スタート

8日 灌仏会・花祭り・一粒万倍日 ←甘茶をどうぞ・オンラインショップアプリフォロー感謝プレゼントこの日まで

9日 上弦の月☽・大安吉日

10日 十二直 除(不浄を除く日)

11日 十二直 満(万物が満ちる日)

12日 十二直 平(万事に吉日)

15日 大安吉日・牛宿日(二十八宿の吉日)

17日 満月☽・春土用入り・一粒万倍日・十二直 成(万物成就の日)・イースター(復活祭)

20日 二十四節気 穀雨・一粒万倍日

21日 大安吉日・二十八宿 奎(万事に大吉日)

22日 十二直 除(不浄を除く日)

23日 下弦の月☽・十二直 満(万物が満ちる日)

24日 十二直 平(万事に吉日)

27日 大安吉日

29日 一粒万倍日・十二直 成(万物成就の日)・鬼宿日(二十八宿の最良日)

お茶のお作りのご希望の日があればお気軽にお知らせください
※仏滅や不成就日など、凶意のある日と重なっていることもあります
ご確認、ご質問はお気軽にどうぞ。

トピックス・2022年4月の行事

今年も4月は灌仏会、春土用入り、イースターをお伝えさせていただきます🌸

8日 灌仏会・花祭り

灌仏会バナー

諸説あるのですが、4月8日はお釈迦様の誕生日といわれています。

この日は仏教ではとても大切な日となっており、灌仏会は三大法要のひとつです。
(あとの二つはお釈迦さまが入滅された日である涅槃会と、お釈迦様が悟りを開いた日である成道会です)

お釈迦様の像で右手を天に、左手を地に向けた姿をご存知の方も多いと思いますが、あの姿はお釈迦様の生誕の姿と伝えられています。

この姿は、お釈迦様が生まれたときに七歩歩き、右手で天を、左手で地を指し「天上天下唯我独尊」と唱えたという有名な言い伝えに基づいたものですね。

花御堂に置かれたこのお姿の釈迦像に甘茶を灌ぐのが灌仏会の習わしです。

灌仏会写真

灌仏会に甘茶が使われる理由は、お釈迦様が生まれたときに、天に九頭の龍が現れ清水(甘露水)が注がれ祝福された(産湯に使われた)という逸話に由来しています。

4月8日には多くの寺社で祭典が行われ、その場で甘茶がふるまわれることもあります。
この甘茶は大変縁起物なんですよ。

灌仏会の甘茶ですった墨で習字を書くと上達がいいとか、赤ちゃんの頭をなでると丈夫に育つとか、厄除け、虫よけになるとか、いろいろなご利益が伝えられています。

ちなみに甘茶とはヤマアジサイの仲間で、発酵すると砂糖の千倍もの甘さとなります。

甘茶画像

初めてお飲みになる方は、その甘さに驚かれると思います。

ちなみに「アマチャヅル」は甘茶とは違う植物で、こちらもほのかな甘みがあります。少し苦みもありますが美味しさがクセになる薬草です。
甘茶蔓茶も当店で販売しておりますので、機会がありましたらぜひお試しください。

4月8日はよかったら甘茶をお飲みください。
甘茶は当店で販売しております。
ベースを加えたブレンドと、甘茶だけのストレートのご用意もございますので、お好きなものをお選びくださいませ。

当店はお好きなブレンドに甘茶を加える「甘茶オプション」がございますので、お好みのお茶にオプションで甘茶を加えてもいいですね🍵

4月30日が旧暦の灌仏会になります。それまでお楽しみいただけたらと思います。

17日 春土用入り

春土用です。

一年の中に季節は春、夏、秋、冬ですが、それぞれの季節の変わり目には「土用期間」があります。

木火土金水の五行では、春=木、夏=火、秋=金、冬=水となっていますが、残ったひとつの五行、土がこの土用期間にあたります。
土の時期ばかり、年に4回もあるのですね。

土の作用というのは強く、人が亡くなると「土に還る」といいますが、土のはたらきにはすべてを壊して無に帰すという作用があります。
土は命を分解し、養分に変換していく、破壊と再生のはたらきを持ちます。

土写真

人の体に当てはめると土(脾)は胃や消化器系を司りますが、胃腸消化器系の、摂取した食べ物を分解し、養分と不要物に分けるはたらきなどは、このように土のはたらきそのものなのですね。

土用期間は土の支配下にあたりますので、脾胃が影響を受けやすくなってしまうのです。

春夏秋冬、いずれの場合も土用の時期は脾胃をよくいたわって、消化の良い食べ物を良く噛んで食べるようにしてください。

17日 イースター(復活祭)

イースター、日本でもなんとなく目にしたり耳にしたりするようになってきましたが、「復活祭」という名前の通り、イエス・キリストが復活したことを祝う、キリスト教の重要な記念日です。

今年は春分の直前に満月が訪れたので、イースターの日にちも17日とわりと遅めです。

イースターというとイースター・エッグとイースター・バニーが頭に浮かびますね。
卵は中から命が誕生することから復活の象徴、多産であるウサギは繁栄の象徴なのだそう。

イースターエッグ

どこか日本の縁起物と通じるところがあり、東洋と西洋の違い、神様の違いはあれど、願いは共通なのかもしれませんね。

それでは、今月は以上となります。

よろしければ来月も楽しみにしてくださいな。

ありがとうございました。

暦のお茶 烏兎