烏兎さんから2021年5月の吉日のお知らせ

こんにちは、暦のお茶 烏兎です。
ただいまGWの真っ最中ですが、皆様どのような連休をお過ごしでしょうか。
とても気持ちの良い季節。今月もはりきって吉日をお伝えいたします。

烏兎さんから2021年5月の吉日のお知らせ

5月の吉日に着手して「あれ、4月はどこに行ったの?」と思っている今この時😅

月日が過ぎるのは早いものですね。

なんでこんなに時間が過ぎていくのが早いんだろう?と思ったら、時間が早く過ぎるのではなく、こちらの動きが遅くなっているのではないかと思いはじめ、すっかり慄いています😓
そうじゃないよ、と誰かに言ってもらいたい今日この頃でございます。

さて、昨年のこの時期の投稿は「緊急事態宣言」と「おうち時間」の話題を書いておりましたが、地域によっては今年も同じ状態のところがありますよね。
ここ横浜も緊急事態宣言にはなっていないものの、だいたい昨年と同じで、夜8時になると駅周辺のお店は閉まっております。

相変わらず先の見通しが立ちにくい毎日ですが、それでも少しずつ前に進んでいると信じて、気持ちは明るくいたいですね!
では、5月の吉日のお知らせです。

2021年5月の吉日のお知らせ

吉日バナー

1日 八十八夜

2日 大安吉日

4日 下弦の月☽・春土用明け・一粒万倍日・十二直 成(万物成就の日)

5日 二十四節気 立夏・端午の節句・こどもの日・十二直 成(万物成就の日) ←母の日のお茶受付終了、暦のお茶夏「清夏」再販、父の日のお茶受付スタート

7日 一粒万倍日

8日 大安吉日・一粒万倍日

9日 母の日

10日 十二直 除(不浄を除く日)

11日 十二直 満(万物が満ちる日)

12日 新月☽・十二直 平(万事に吉日)

13日 大安吉日

14日 牛宿日(二十八宿の吉日)

16日 甲子日

17日 十二直 成(万物成就の日)

19日 大安吉日・一粒万倍日

20日 上弦の月☽・一粒万倍日・二十八宿 奎(万事に大吉日)

21日 己巳日

22日 十二直 除(不浄を除く日)

23日 十二直 満(万物が満ちる日)

24日 十二直 平(万事に吉日)

25日 大安吉日

26日 満月☽ ←皆既月食&スーパームーンです!

28日 鬼宿日(二十八宿の最良日)

29日 十二直 成(万物成就の日)

31日 大安吉日・一粒万倍日

お茶のお作りのご希望の日があればお気軽にお知らせください
※仏滅や不成就日など、凶意のある日と重なっていることもあります
ご確認、ご質問はお気軽にどうぞ。

トピックス・2021年5月の行事

行事は例年通りではありますが、今月は満月に皆既月食がありますよ~🌕

1日 八十八夜

そろそろ新茶の時期ですね🌿

八十八夜は暦の雑節のひとつで、立春から数えて八十八日目にあたります。

「♪夏も近づく八十八夜」という歌がありますが、この歌は「茶摘」という歌で、お茶の葉を摘む様子を歌にしたものです。
茶摘み画像

では歌ってみましょう、さん、はい[1]「さん、はい!」とは福岡の言葉で「さんのーがーはい」のことなんですって!♪😊

夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みじゃないか
あかねだすきに菅の笠

日和続きの今日このごろを
心のどかに摘みつつ歌う
摘めよ 摘め摘め 摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の茶にならぬ

八十八夜に摘んだお茶を飲むと病気にならないと伝えられていますが、八十八夜の頃はまだ新茶は西日本あたりだと思うのですが、近ごろは関東でも八十八夜の茶摘みイベントがあるようですね。

新茶はやっぱり美味しいですので、機会あればぜひお飲みくださいな。

5日 端午の節句、こどもの日

こいのぼり画像

GW最終日、5月5日は「こどもの日」ですね。
昨年と同じ内容になりますが、お伝えさせていただきます。

こどもの日の由来は、端午の節句に基づきます。

節句はこのコーナーでよく取り上げますが、もともと宮廷行事だったものが、庶民の間に広まって続いているものです。

当時の端午の節句では、この時期に花をつける菖蒲を頭に飾って、天皇に拝謁していました。

菖蒲画像

菖蒲が「勝負」に通じるということで、こどもの日のお祝いに菖蒲を飾るようになり(菖蒲湯にも入りますね)、やがて鎧兜や鯉のぼりの飾りも誕生して、今のようなこどもの日の形になりました。

ちなみにこどもの日には柏餅を食べますが、柏の木は新しい芽が出てくるまで古い葉が落ちないことから、家系が代々途切れることがない縁起の良い木とされているためです。

柏の木画像

端午の節句に柏餅を食べるのは日本独自の習わしなんですよ。

ちなみに関東では柏餅を食べ関西では粽(ちまき)を食べる家庭が多いようですが、歴史が古いのは粽です。

粽画像

粽は邪気払いですので、こどもの日だけでなく夏至の食べ物でもあります。

ほかに筍やぶりなどの出世魚を食べますが、こどもの健やかな成長を願っての縁起物ですね。

縁起物ですのでぜひ皆様も端午の節句には柏餅や粽を食べて、菖蒲湯に入り、楽しい休日を過ごしていただけたらと思います。

よかったら行事のお供に、当店のお茶をお飲みくださったら嬉しく存じます。

9日 母の日

母の日も昨年お伝えしていますので、今年は母の日のお茶の宣伝でも😁

当店では今年も母の日のお茶を販売させていただいております。

母の日のお茶画像
リーフタイプです

毎年ブレンドを少し調整するのですが、今年は人気のハトムギを加えました。
当店は三種類のハトムギを使っているのですが、母の日のお茶に使ったのは白ハトムギです。
最近素材の仕入れ先を変更して、白ハトムギは岩手産の国産品を使用しています🌾✨

母の日のお茶はもともと親孝行応援企画で始めたので、『手にして嬉しいものをなるべく安価で』と思ってお作りしています。

実はここだけの話、母の日のお茶は、使っている素材からするとすごくリーズナブルにお求めいただけるお茶で、その上さらに烏兎さんからのプレゼントも付いてきちゃうという、すごくお得なお茶なんですよ。

今年はお茶とお茶請けのセットをプチプレゼントに。

ラベルをちょこっとだけリニューアルして、日付を入れました。

母の日のお茶ラベル

 

離れて暮らすお母様へ直送可能です。

5月5日までオーダー受付しています。

母の日のお茶としていますが、女性には嬉しい素材ばかりですので、ご自分用にもぜひどうぞ。

オーダーは直接、または当サイトの購入ページ、オンラインショップBASEまたはminneからどうぞ。

16日 甲子日、21日 己巳日

このコーナーでもよく取り上げますし、お客様も当店からのお作り日のお知らせで、甲子日や己巳日を知っているという方もおられるかもしれません。

干支画像

甲子日も己巳日も縁起のよい日で、甲子日は六十干支の最初にあたり、何かを始めるのにはとても良い日となっています。

己巳日は弁財天に縁の日で、美と芸と金運に強い神さまです。

弁天様イラスト

お近くの弁天様にお参りに行くといいですよ。

26日 満月☽(皆既月食)はスーパームーン!

満月画像

月夜見茶の販売期間には毎月、月の暦をお伝えするのですが、今はシーズンオフなので、ともすれば自分でもうっかりしていることがあります😅
ですがですが、26日の満月は伝え忘れてはならないほど、スペシャルな満月ですよ!

この日の満月は今年地球に一番近い満月(スーパームーン)!

5月26日の満月は、2021年で地球に最も近い満月でもあります。月は5月26日10時50分に近地点(注1)を通過し、皆既中の20時14分に満月の瞬間(望)となります。このときの地心距離(注2)は約35万7000キロメートル、月の視直径(注3)は33分25秒角です。国立天文台

月の地心距離の変化と満月/国立天文台
画像引用元:国立天文台

この図を見ているだけでふわーっと心地よくなりますね。

さらにそれが皆既月食となると、わくわくしますね。

ぜひぜひこちらの国立天文台の記事をご覧になっていただきたいのですが

5月26日の夜、皆既月食が起こります。この月食は、日本全国で観察することができますが、北海道西部、東北地方西部、中部地方西部、西日本では欠けた状態の月が昇ってくる「月出帯食」となります。

各地での予報は下の表のとおりで、月の出以外の時刻は、各地同じとなります。月は、18時45分から欠け始め、20時09分に皆既食となります。皆既となった月は、「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる、赤黒い色に見えます。皆既食は20時28分に終わり、その後は徐々に欠けた部分が小さくなっていき、21時53分に部分食が終わります。国立天文台

かいつまんで皆既月食の時間だけ書き出すとこんな感じです

    • 日本全国で観察できる
    • 18時45分から部分食が始まり
    • 20時9分に皆既食スタート、20時18分に最大に
    • 20時28分に皆既食が終わり
    • 21時52分に部分食が終わる

このようなパワフルな満月の訪れる今月、数日限定で月夜見茶の再販も考えています。
よかったらSNSなどチェックしてくださいませ。

ちなみに5月の満月の別名はFlower Moon(花月)、Hare Moon(野ウサギ月)、Corn Planting Moon(トウモロコシの種蒔き月)、Milk Moon(ミルク月)などの名前があります。

気候も良いですし、人のいない場所を探してぜひお月見を楽しんでくださいな!


以上、5月の吉日をお送りいたしました。

来月も楽しみにしてくださると嬉しいです。

ありがとうございました。

暦のお茶 烏兎

References

References
1 「さん、はい!」とは福岡の言葉で「さんのーがーはい」のことなんですって!