烏兎さんから2021年1月の吉日のお知らせ
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こんにちは、暦のお茶 烏兎です
2021年になりました
世の中はあまりよい状態とはいえませんが、新しい年を迎えるのはやっぱり嬉しいものですね
今年はよい一年になることを祈って、2021年最初の吉日のお知らせをお送りさせていただきます
烏兎さんから2021年1月の吉日のお知らせ
2021年になり新しい年になりましたが、東洋暦では新年は立春ですので、今はまだ庚子の年です
立春を迎えて辛丑の年になります
干支はまだ切り替わっていないので、「2021年元日、丑年」なんて年賀状に書いちゃうと厳密には間違いなので、ややこしいですね(^_^;)
当店はやっぱり立春で新しい年になるというスタンスなのですが、大掃除もして年越し蕎麦も食べて、大晦日やお正月を楽しんでおります
「東洋暦ではまだ新しい年ではない」なんていっても、世の中の年末年始の雰囲気はやっぱり好きなのです(⌒∇⌒)
2020年を振り返ると本当にコロナ一色だったような感じですが、当店においては年明けに大きな出来事があった年でもありました
今年6月には食品衛生法の改正が予定されており、これまでと制度が変わるのですが、市町村単位ではまだ詳細が発表されていないので、どうなるのかとドキドキしています
ここ最近はあまりブログの更新ができなかったので、書きたいことはたくさんあるのですが、そうするとまた前置きばかり長くなってしまいますので💦先に進みたいと思います
いつもグダグダ話に付き合っていただいて、ありがとうございます🙇♀️
2021年1月の吉日のお知らせ
1日 元日 ←毎年恒例スタートのお茶プレゼント開始!
2日 大安吉日・初夢・書初め・初荷
3日 一粒万倍日
4日 一粒万倍日
5日 二十四節気 小寒
6日 下弦の月☽・十二直 除(不浄を除く日)
7日 人日の節句(七草)・一粒万倍日・十二直 満(万物が満ちる日) ←今年も茶粥をどうぞ!
8日 大安吉日・十二直 平(万事に吉日)・鬼宿日(二十八宿の最良日)
11日 成人の日・鏡開き・蔵開き ←ありがとうございます! 暦のお茶 烏兎三周年です!
13日 新月☽・十二直 成(万物成就の日)
16日 天赦日・甲子日・陽遁始め(日盤遁行切替わり)・一粒万倍日 ←今年の天赦日の中でも特別です!
17日 冬土用入り
18日 大安吉日・十二直 除(不浄を除く日)
19日 一粒万倍日・十二直 満(万物が満ちる日)
20日 二十四節気 大寒・十二直 平(万事に吉日)
21日 上弦の月☽
22日 牛宿日(二十八宿の吉日)
24日 大安吉日
25日 十二直 成(万物成就の日)
28日 一粒万倍日・奎宿日(二十八宿の吉日)
29日 満月☽
30日 大安吉日・十二直 除(不浄を除く日)
31日 一粒万倍日・十二直 満(万物が満ちる日) ←運勢鑑定メッセージプレゼント、スタートのお茶プレゼントこの日で終了です
お茶のお作りのご希望の日があればお気軽にお知らせください
※仏滅や不成就日など、凶意のある日と重なっていることもあります
ご確認、ご質問はお気軽にどうぞ!
トピックス・2021年1月の行事
1月のトピックスをお伝えします
昨年とほとんど同じ内容になりますが、ご了承ください
2日 初夢・書初め・初荷
年が明けると暦には、「初〇〇」という行事がとても増えるのですが、その中でも一番早くやってくるのがこの初夢・書初め・初荷ですね
まずは初夢からお伝えしましょうか
初夢
いつ見た夢を初夢とするかは諸説あって、大晦日の夜、元日の夜、二日の夜など様々ではあるのですが、本来は節分から立春にかけて見る夢が初夢でした
現在では現行の暦で1月1日が新年なのですが、東洋暦では立春に新しい年となりますので、節分から立春が初夢だったわけです
それに当てはめると、大晦日から元旦にかけて見る夢が初夢となりそうですが、昔は大晦日は眠らずに過ごしていたことから、元日になったり、二日になったりと初夢の日も変わっていったのですね
夢というのは見ようと思って見れるものでもありませんし、新しい年になって一番最初に見た夢を初夢としていいのではないかと烏兎さんは思っています
それと、節分の夜もちょっと思い出してくださいね。その夜見た夢がいい夢だったら、それを初夢としちゃいましょう!
初夢で縁起がよいものとして「一富士、二鷹、三茄子」がありますが、良い夢を見るおまじないもあるんですよ
それは七福神の宝船の絵に、なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな
と書いて、3回唱えてから枕の下に入れて寝るというものです
この文章は和歌の回文歌になっていて、原文は長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな
となります。室町時代からある言葉遊びとのことです
なんだかロマンがありますね😊
書初め
書初めも由来はこのあとお伝えする人日の節句と同じ、宮廷行事から伝わります
平安時代、天皇に文書を奏上した「吉書の奏(きっしょのそう)」が由来で、慶賀を伝える儀礼行事でした
その後、江戸時代には新年に書道を行う「吉書始め」と名前を変え、庶民の間に広まっていきます
吉書始めは元旦の早朝の一番最初に汲んだ神聖な井戸水(若水)を神前に供えてから、その水で墨をすり恵方に向かって詩歌や祝賀を書きます
最近では書初めではその年の抱負や目標を書くことが一般的となりましたが、恵方に向かって詩歌などを書くのも、風情があっていいですね
余談ですが吉書の奏はお祝い事に関わることですので良い日を選んで行われていました
これを「吉書」と呼ぶのですから、良い日を選んでお作りする当店のお茶は「吉茶」と呼んでもいいでしょうか😊
初荷
初荷は江戸時代の風習で、問屋や商店からその年初めての荷物が出荷されることをいいます
ここで届いた品物を商店で初めて売るのが、初売りですね
現在では工場や倉庫からその年初めての荷物が出荷されることですが、そう聞くと思わずAmazonなどを思い浮かべちゃいますね
この荷物を運ぶトラックには「初荷」と書いた旗をつけて走ったそうですが、昔は馬車で荷物を運んでいましたので、馬車を煌びやかに飾って華やかに行われました
近年では官公庁の仕事始めに合わせて、初荷も1月4日に出荷されることが増えてきたそうですが、当店も出荷元になりますので、今年の初荷はいつになるか、楽しみだったりします
7日 人日の節句(七草粥)
お正月が終わっても楽しみのひとつが、この七草の日ではないでしょうか
七草の日は正式には「人日(じんじつ)の節句」という日になります
「桃の節句」、「端午の節句」、「七夕の節句」にこの「人日の節句」と9月9日の「重陽の節句」を合わせて五節句と呼ばれています
ちなみに桃の節句は正式には「上巳(じょうし)の節句」、菖蒲湯に入る端午の節句は、別名「菖蒲の節句」、そして重陽の節句は別名を「菊の節句」といいます
これらご節句はもともとは宮廷で行われた宴でした
七草粥は宮廷で食べられていた節句料理の名残なのですね
さて、七草粥といえば「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」の七種類ですね
七草粥を食べる理由は、健康上ではお正月料理で疲れたいを休ませるほかに、不足しがちな野菜の栄養素を摂るという意味もあります
そのほかに、邪気を祓って無病息災の効果があるともいわれていますので、忘れずに食べたいものです
ちなみに七草粥は七日の朝に食べるものですので、少し早起きしてぜひ七草粥を作ってくださいね
最近はフリーズドライの七草などもありますので、ご飯があればすぐに作ることができると思います
そして!
ぜひお勧めしたいのが、当店の茶粥のもとシリーズです
もちろん烏兎さんもですが、昨年は当店の茶粥のもとで七草粥を召し上がってくださったお客様がおられ、とても嬉しかったです✨
どうぞよろしくお願いいたします🙇♀️
11日 鏡開き
七日に七草粥を食べたら、そのあとは鏡開きですね
お供えに使った鏡餅を開いて、お汁粉やお雑煮、かき餅を作っていただきます
こちらも無病息災を願って行う行事となります
関東の方ではお汁粉を作って食べることが多いようですが、地方によっていろいろな食べ方があるのが面白いですね
ちなみにこの日、当店は三周年を迎えます!
お客様が支えてくださっているおかげです。ありがとうございます
16日 天赦日・甲子日・陽遁始め(日盤遁行切替わり)
16日は2021年最初の天赦日です
しかもこの日は九星の日盤遁行切替わり日となり、甲子日(日の干支の起点となる日で、とても縁起の良い日とされています)となっています
また、一粒万倍日(この日に蒔いた種は万倍に実るという日)でもあり、2021年の天赦日の中でも特に良い日となりますので、この日のお作りを希望される方は、お早めにお知らせくださると嬉しいです
ちなみに2021年の天赦日は全部で6日、次の天赦日は3月 31日になります
たくさんのお茶をお作りできますよう、祈っております🙏
2021年1月のお知らせ
今月のお知らせは、こちらになります
- スタートのお茶プレゼント開始(今月末まで)
- 運勢鑑定メッセージプレゼント今月末まで
- ベースのお茶よりプーアル茶の取扱い、節分まで
詳しくは当店のサイトのこちらのページをご覧ください
新型コロナウイルスに東京オリンピック、2021年がどのような年になるかまだわかりませんが、少しでも世の中が良くなり、そして当店のお客様にとって、輝きに満ちたよい一年になりますように
本年もどうぞ、当店をよろしくお願いいたします
暦のお茶 烏兎
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