一杯のお茶と今日一日

2018年9月2日

皆さんこんばんは。
烏兎のマスターです。

SNSはほぼ毎日アップさせていただいているのですが、ブログの更新は遅れがちで申し訳ありません。

一杯のお茶と今日一日

あれも書きたい、これも書きたいと思うことは山のようにあるのですが、なかなか形にならず日々が過ぎていきます。

烏兎という店名の意味や、烏兎怱怱という言葉の意味をいろいろなところでお伝えしていますが、本当に月日が経つのは早いものと毎日実感しています。

これを書いている今日は9月2日で、当店もオープンしてから8か月近くになります。
お客様に後押ししていただいてなんとかやってこれている感覚ですが、まだまだ足りていないことばかりです。

ホームページも手直ししたい、お茶の素材も増やしたい、勉強会にも出たい、ラッピング講座も受けたいと、気持ちばかりが焦っておりますが、残り4か月、一周年を迎えるまでにはもう少し進んでいるように頑張りたいと思います。

さて、恐ろしく暑かった夏もさすがに9月に入って秋の気配があり、外から聞こえる音も、セミの声から秋の虫に変わっています。

年を追うごとに時間が過ぎるのも早くなり、一日、一週間、ひと月があっという間です。

私事ですが、数年前に友人が買い物中に突然倒れ、それから2か月ほどで帰らぬ人になりました。
肺血栓が原因でしたが、その直前まで元気に働いていたそうです。

友人は親友、正しくは親友だった友人で、ちょっとしたゴタゴタから連絡が途切れ、何年間か合わない時期があり、それでもいつか、時が経てばまた昔のように会える日が来ると信じていました。

入院の連絡を受け、お見舞いに行きましたが、すでに意識はありません。

何度か想像した、再会したときの「よ!」も「久しぶり!」も交わすことは叶わぬまま終わりました。

おかしい話ですが、当時の私は、未来や将来というのは必ずやってくるものと思っていました。

でもそんなことはありませんね。

今日生きていることは奇跡です。

一日一日を大切に生きようなんて歯が浮きそうなセリフですので、そこまではいいませんが、自分を労わって、ふっと息をつく時間を取ってもらえたらと思うのです。

お茶を飲むことには多くの効果があります。
ましてやハーブティなら体によい働きをもたらせてくれると思います。

でもそれ以上に大切なのは、お茶によって一息つくことです。

ともすれば先の事ばかり考えてしまう日々の中で、一息ついて、今、この瞬間、ここにいることに立ちかえること。

一杯のお茶は、そんな時間をもたらせてくれます。

一杯のお茶と今日一日、そして自分のたった一つの命。
大切な人のたった一つの命。
そこに気持ちを向ける時間を、作ってもらえたらと願っています。

誰にでも明日が来るわけじゃない。
だから後悔しないように、自分が人に対してできることは全部やるようにしよう。
友人を亡くしたことでそんな風に思うようになりましたので、お客様にはやたらお節介な店という印象を与えているかもしれないのですが・・・(^^;)

それでも、せっかくご縁をいただいたお客様を大切にできないようなら、店なんてやらない方がいいですからね。

今日も明日も、誰よりもお客様のことを思う店を目指して。
頑張って参ります。

今日は雑談だけで申し訳ありません。
次回は素材紹介のコーナーをアップする予定です。
楽しみにお待ちください!

雑談

Posted by Master