味で選ぶのもいいですよ。甘茶蔓(あまちゃづる)
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烏兎の素材紹介のコーナーです。
第4弾は甘茶蔓(あまちゃづる)です。
ほのかな甘み、アマチャヅル
あまちゃづるはウリ科アマチャヅル属のツル性の多年草で、日本、中国、朝鮮半島、インドなどに分布しています。
花も咲きますが、とても小さく、形は先日お伝えしたなつめの花のように、五芒星のようになっています。
秋には黒い実もつけます。
ちなみに、似た名前の『甘茶』とは違う植物で、お釈迦様の誕生日を祝う花祭りに飲まれるのはこちら甘茶の方ですね。
そうそう、甘茶と甜茶も違うものです。
ややこしいですね😅
アマチャヅルは1977年に研究によって有効成分が発見されてから、あれよあれよという間に人気になり、こんなデータもあります。
1991年には北京で開かれたInternatinal Conference on Traditional Medicine(伝統薬世界会議)において10種類の最も重要な強壮ハーブの一つにも選ばれています。https://botanicalove.com/amatyazuru01/
アマチャヅルは、あのお高い高麗人参や朝鮮人参に含まれるサポニンに似た成分を多く含んでいて、その効能は多岐に渡ります。
烏兎のお茶では効果効能をお伝えすることはいたしませんが、一般的にいわれているあまちゃづるの適応症はこのようになります。
花粉アレルギー、喘息、気管支炎、アトピー、アレルギー、片頭痛、神経痛、肩こり、リウマチ、鎮静、胃潰瘍、肝臓病、糖尿病、血圧降下、動脈硬化、血液サラサラ、ストレス、免疫力UPなど
Wikipediaには「組織細胞を若返らせる作用がある」
と書かれていて、それってアンチエイジング?!と思わず身を乗り出しちゃいますよね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%85%E3%83%AB
アマチャヅル、お茶では?
あまちゃづるは日本でも育ちますので栽培も可能で、苗だけでなく種からの育て方を書いたサイトもたくさんあります。
ですので、家庭菜園で取れたあまちゃづるで、自家製アマチャヅル茶を作ることもできますね。
気になる味ですが、甘みよりも苦みが強い方がサポニンを多く含みますので、ちょっと苦みのあるものを選んだ方がよいかもしれません。
アマチャヅルの味は軽い甘みと表現されていることが多いですが、烏兎のアマチャヅルは甘みは控えめで香りはスモークのような、烏棗(うそう)の香りが軽くなったような特徴があります。
アマチャヅル自体はノンカフェインで副作用もありません。
最も重要な強壮ハーブ
と呼ばれたアマチャヅル茶、機会あればぜひ一度お試しください。
ありがとうございました。
烏兎