烏兎さんから2022年6月の吉日のお知らせ

こんにちは、暦のお茶 烏兎です。
6月ですね。今月は夏越の大祓がありますが、もう2022年も半年過ぎるのですね。
毎日知らぬ間に溜めてしまっている澱を、ここでいったんリセットしておきたいですね。

烏兎さんから2022年6月の吉日のお知らせ

さて6月です。
今月は天赦日と夏至、夏越の大祓があり、七夕も近く夏を感じますね。
湿度が高く雨も多い時期ではありますが、丁寧に養生しながら過ごして参りましょう。

わが国最古の茶書、栄西禅師の喫茶養生記は「茶は養生の仙薬なり」という言葉で始まります。

一杯のお茶を香りを楽しみながらゆっくり味わうことが、古くからどれほど体に良いとされていたかがよくわかりますね🍵

お茶の文化は各国様々でその歴史も多様ではありますが、どの国でもお茶は自然に生活の中に広がってゆき、子供から大人まで老若男女問わず飲めるすてきな飲み物ですよね。

ジメジメと湿度の高いこの時期も、美味しいお茶で元気に乗り切ってまいりましょう。

2022年6月の吉日のお知らせ

5日 大安吉日・十二直 成(万物成就の日)

6日 二十四節気 芒種・十二直 成(万物成就の日)
※期間限定/夏越のお茶(6月26日まで)/七夕茶、クマ笹の葉の天の川(7月4日まで)、再販スタートします

7日 上弦の月☽

9日 一粒万倍日

10日 天赦日・一粒万倍日・牛宿日(二十八宿の吉日)

11日 大安吉日・十二直 除(不浄を除く日)

12日 十二直 満(万物が満ちる日)

13日 十二直 平(万事に吉日)

14日 満月☽(ストロベリームーン)

15日 父の日のお茶のオーダーこの日まで

16日 二十八宿 奎(万事に大吉日)

17日 大安吉日

18日 十二直 成(万物成就の日)

20日 父の日

21日 下弦の月☽・夏至・一粒万倍日

22日 一粒万倍日

23日 大安吉日・十二直 除(不浄を除く日)

24日 十二直 満(万物が満ちる日)・鬼宿日(二十八宿の最良日)

25日 十二直 平(万事に吉日)

26日 夏越のお茶のオーダーこの日まで

29日 新月☽

30日 夏越の大祓(大祓、夏越祭)

お茶のお作りのご希望の日があればお気軽にお知らせください
※仏滅や不成就日など、凶意のある日と重なっていることもあります
ご確認、ご質問はお気軽にどうぞ。

トピックス・2022年6月の行事

夏至に夏越の祓と、6月は浄化月間となっております。

特別な日は、ゆっくりとお茶を飲む時間を取っていただけたら幸いです。

6日 二十四節気 芒種

芒種、のぎの種と書いて、稲などの穀物の植え付けの時期を表します。

夏至を目前に、暑さが堪える時期でもありますね。

当店ではこの日、期間限定のお茶から夏越のお茶と、例年夏至に販売をスタートしている七夕茶とクマ笹の葉の天の川の再販をスタートします。

どのお茶も3杯入、1杯入も同時販売いたしますので、よろしければこの時期だけの限定茶として、年に一度のお茶をお楽しみください。

10日 天赦日

時の記念日と重なる、6月10日の天赦日は2022年3回目の天赦日です。

時の記念日は日本書紀の記述に基づいて制定された、大正9年からある歴史ある記念日です。

天赦日は暦でもっともよい日で、天が赦しを与えるという極上の一日。

この日の干支は木生火の相生日。そして時の記念日のほか一粒万倍日と牛宿日も重なる吉日です。

お作りのご希望がございましたらどうぞお声かけください。

次回の天赦日は8月23日です。

21日 夏至

夏至の日は北半球では一年のうちで最も昼が長く、夜が短い日です。

この時期は午後の6時を過ぎても明るく、ああ、本当に昼が長くなっているのだなと感じますよね。

今年の夏至は下弦の月と重なり、晴れていれば夏の夜を楽しませてくれそうです。

夏至は陰陽でもっとも陽の力が強い日。

夏至の前後も陽の力が高まっていますので、この時期は活動的に過ごすことがお勧めです。

ですが夜になったらしっかり休息を取って、陰と陽、オンとオフのバランスをしっかり調整してくださいね。

30日 夏越の祓

夏越の祓、毎年お伝えしておりますが、今年もご案内から。

夏越の祓とは?

6月と12月の晦日(月末)に、神道では重要な「祓」の儀式が行われます。

神社の大きな仕事の一つは祓の儀式ですので、日頃から神社では祓の儀式が行われています。

その中でも年に2回のこの大祓は、天下万民の罪穢を祓う、国単位の浄化儀式となります。

この大祓、古くは古事記や日本書紀にも記載されている歴史ある行事で、12月晦日の大祓を「年越の祓(としこしのはらえ)」、6月晦日の大祓を「夏越(名越)の祓」や「夏越祭」、「夏祓」、「六月の大祓」、「六月祓」などと呼びます。

夏越の祓は新しい年になって半年、この間に溜めてしまった罪や穢れ、厄災を祓い浄化します。

このような茅の輪が神社に備えられているのを見たことがある方もおられるかもしれませんが、この輪を八の字に三回くぐると穢れが祓われるといわれています。

また、人形(形代)に息を吹きかけたり撫でたりして水に流すことで穢れを祓う方法もあります。

こちらは郵送でも受け付けている神社が多いと思いますので、このご時世ですので、このような形で祓を利用されるのもよいかもしれません。

穢れを祓うの「穢れ」は、「気枯れ」のことでもあります。

穢れを浴びると「気」が枯れてしまうのです。

気が枯れると人の体を覆っている気のバリアが効かなくなり、邪気が入りやすくなります。

祓とは枯れた気を浄化する作業になります。

当店の期間限定ブレンド、「夏越のお茶」は浄化のお茶です。

心と体の浄化アイテムの一つに、ぜひ加えてくださいませ。

※夏越のお茶は6月26日までの販売となります


6月が終わるともう2022年も半分終了ですね。

この半年を振り返り、残りの半年をどう過ごすか、そんなことを考えてみるのもよいかと思います。

今月も皆様によい日々でありますように。

ありがとうございました。

暦のお茶 烏兎