仏さまにゆかりの聖なる植物、蓮をご紹介

こんにちは、いつもありがとうございます。
漢方茶 烏兎のマスターです。

おじぎをするマスターのイラスト

烏兎の漢方茶素材紹介のコーナー、第15弾は7月に新作としてお出しした蓮の雫茶と蓮の葉茶から、蓮についてご紹介させていただこうと思います。

仏さまにゆかりの聖なる植物、蓮をご紹介

蓮を使った新作を出させていただいたのが二十四節気の小暑だったのですが、蓮は7月の誕生花で、6~8月ごろに花を咲かせる、夏の季語にもなっている植物です。

蓮の花画像

蓮の花言葉のひとつに「神聖」という意味がありますが、蓮はヒンドゥー教、仏教において重要とされている植物で、その理由のひとつはどちらも「泥から出でながら穢れがない」ところに由来しています。

蓮の花画像

蓮の花の修行というのがあるのですが、これはお坊さんの修行ではなく、日常生活で穢れた人間関係の中にいても、自分だけは染まることなく清らかでいることを指します。(ほかに、苦労の中にあってもくじけずに美しい花を咲かせるという意味もあります)

日常生活では自分の意図しないところで穢れをもらうこともありますので、こう、一日の中で自分をしっかり取り戻す時間というか、そういう空気をリセットする時間というか、そんなものを持つといいのかなと思います。

こんなことをいうと烏兎さん、偉くもないのに説法のような話をして~と感じるかもしれませんが、漢方は気の世界をとても大切にするんですよ😂

漢方医の先生でも、患者さんから負の気をもらわないように気を付けていたりします。

自分をしっかり取り戻すというのは、気落ちしたり気に病んだり、気が昂ぶったり、そういう気を落ち着ける時間ですね。

一日の中でその時間を持つと持たないとでは、精神的負担の蓄積がだいぶ違ってきますので、ぜひぜひ、毎日一回のリラックスタイムを持ってくださいな。

そんなときは漢方茶で、といいたいところですが、ゆっくりお風呂に入るとかでもいいですので😁

アロマキャンドル画像

生薬としての蓮

さて、蓮の話に戻りますと、蓮というのは本当に不思議な植物で、池や沼に生息する水生植物で根は水の中にあり、葉と花だけが水面から上に顔を出します。

蓮はそのすべてが薬食となり、例えば皆さんもよくご存知の蓮根は、五行では「肺」によく働き、熱を冷ましてくれます。

蓮根画像

そのため、「肺」に由来する喉の痛みや咳によく、蓮根のハチミツ漬けなどを作っておくと秋~冬は重宝しますよ😊

蓮根ももちろん漢方薬に使われますが、実は蓮という植物ひとつで、すごくたくさんの生薬があるんです。

ひとつずつ書くと長くなってしまうので、すみません、さくっと引用させてもらいますm(__)m

植物のハスは、薬用として、果実を蓮実(れんじつ)、子葉を蓮肉(れんにく)、子葉の間に有る緑の幼芽(胚芽)を蓮心(れんしん)、種皮を蓮衣(れんい)、葉を荷葉(かよう)、葉の基部を荷葉蒂(かようてい)、葉柄と花托を荷梗(かきょう)、花の蕾を蓮花(れんか)、花托を蓮房(れんぼう)、雄蕊を蓮鬚(れんしゅ)、肥大した根茎を藕(ぐう)、根茎の節部を藕節(ぐうせつ)、根茎から取れたデンプンを藕粉(ぐうふん)といい、それぞれ薬用に用いられます。
漢方薬のきぐすり.com http://www.kigusuri.com/kampo/furusato/hasu2.html

これらすべてで、性質や効能が微妙に違っているのがまたすごいんですよ。

当店で取り扱いがある蓮は下記の3種類です。
けん実(けんじつ)/種
蓮肉(れんにく)、蓮子(れんし)/実
荷葉(かよう)/葉

ちょっと違いを見てみましょうか。

けん実(けんじつ)/蓮の種

別名:鶏頭(けいとう)
スイレン科オニバスの成熟種子

蓮の種

五味:甘
五性:平
帰経:脾・腎

蓮肉(れんにく)、蓮子(れんし)/蓮の実

別名:蓮子肉
スイレン科ハスの成熟果実から殻と胚を除いたもの

蓮の実

五味:甘・渋
五性:平
帰経:脾・腎・心

荷葉(かよう)/蓮の葉

スイレン科ハスの葉

蓮の葉

五味:苦
五性:平
帰経:脾・胃・肝

なんとなく、働きかける場所がそれぞれ違うんだなーというのはお分かりいただけるかと思うのですが、共通しているのは寒熱に寄らず、脾を補ってくれるという点ですね。

例えば下痢をしやすい方や消化不良を起こしやす方などに向いています。

また、けん実と蓮肉は腎を補う作用がありますので、高齢者や虚弱体質の方、病気療養中、病み上がりの方などにもよいと思います。

作用が緩やかなので続けて摂る必要があるのですが、下痢のほか止血、尿漏れ、帯下など、体から漏れ出て行くのを抑えてくれる働きがあります。

漢方では素材の組み合わせで働きがよくなったり悪くなったりするものがあるのですが、けん実と蓮肉は組み合わせると働きがよくなる関係です。

蓮肉と蓮の葉はややクセがあるので、もし買ってみようと思った場合は、少量で販売しているものを探して、続けて摂ることができるかどうか試してみた方がよいかもしれません。

けん実はほとんどクセがありませんので、安心して試してみてもよいと思います。
当店のオリジナルブレンドでもけん実は多くの種類で使っています。

心を落ち着ける働きも

最初に蓮という植物が宗教で重要視されていることをお伝えしましたが、連肉や蓮心には心を落ち着かせ安心させる働きがあります。

蓮の花画像

漢方は天地自然のエネルギーをいただく療法だと思うのですが、蓮という植物に触れていると、この植物は有効成分のほかに、慈愛や癒し、浄化作用なども備えていると、そんな風に感じます。

蓮画像

もちろん慈愛や浄化などは科学的根拠のない話ですが、蓮は当店ではとても大事にしている素材のひとつですので、機会あればぜひ試してみてください。

蓮を使った漢方茶ブレンド

当店のオリジナルブレンドから、蓮を使ったお茶を挙げておきます。

蓮の雫茶

(けん実、蓮肉、蓮の葉)

蓮の葉茶

(蓮の葉)

月夜見茶(秋のお月見期間限定)

(けん実)

月夜見茶ラベル

浄化三茶

(けん実)

夏越のお茶(夏越の祓の期間限定)

(けん実)

九星のお茶(一白水星~九紫火星)

(けん実)

月のめぐみ陽のめぐみ

(けん実)

縁側で飲むお茶

(けん実)

母の日のお茶(母の日の期間限定)

(けん実)

母の日のお茶ラベル

ほか、カウンセリングブレンドやリクエストブレンドでもご希望があればお使いいただけます。

本日は烏兎の和漢素材紹介から、蓮の種、蓮の実、蓮の葉をご紹介させていただきました。

ゆるゆるとした更新ですが、次回も楽しみにお待ちください。

最後までお読みいただいてありがとうございました。

漢方茶 烏兎

Posted by Master