月夜見茶のおともに☽2020年 秋の月暦☾

今年も立秋の候より期間限定の月夜見茶を再販させていただきますが、月夜見茶をより楽しんでいただけるように、秋の月の暦をお伝えさせていただきます。
月の魅力を知っていただく一端になれば嬉しく思います。

月夜見茶のおともに 2020年 秋の月暦

これから秋のお月見シーズンに向けて、素敵なお月見の暦をお伝えします。

中秋の名月のように特別な日もありますので、ぜひぜひカレンダーにメモしていただいたり、あるいはこのページをブックマークしていただいて、ご活用いただけたらと思います。

月夜見茶についてはサイトに記載のこちらのお知らせをご覧ください。

それでは、お伝えしていきます。

2020年8月の月暦

※8月は8月の吉日のお知らせのページに記載しているものと同じです

8月8日 寝待月 寝て待つ月です 臥待月とも呼ばれます

8月9日 更待月 夜更けに昇る月を待ちます 別名を亥中の月ともいい、亥の刻に出る月という意味で、だいたい22時ごろです

8月12日 下弦の月 二十三夜 二十三夜の月待ちは願いが叶うといいます

8月15日 二十六夜 逆さ三日月の状態で昇ります 二十六夜の月待ちも願いが叶うといいます

8月18日 晦日月 月は姿を隠します 月篭りから晦(つごもり)と呼ばれるようになりました

8月19日 新月、朔、朔日、月発ち、月立ち

8月20日 繊月 別名を既朔(既に朔)、二日月(ふつかづき)ともいい、月は見えないことが多いのですが、まれに繊維のように細い月が見えることかららこのように呼ばれています

8月21日 三日月 新月後、最初に見える月です 月の出と書いて朏という字で書かれることもあります

8月26日 上弦の月

8月28日 十日月 特に旧暦十月十日の月見が特別とされています

8月31日 十三夜 満月の次に美しい月といわれています

2020年9月の月暦

9月1日 小望月 満月の前の月 待宵の月、幾望とも呼ばれます(幾は近いという意味)

9月2日 満月 別名は望(ぼう)、望月(もちづき)ともよばれ、ネイティブアメリカンの呼び名ではHarvest Moon(収穫月)です

9月3日 十六夜 別名を既望(既に望の意味)や不知夜月(いざよいづき)ともいい、いざよいとはためらうことで、月の出が少し遅くなり、ためらいながら出てくる月という意味のようです

9月4日 立待月 月はまだかと立って待ってしまうことです 少しずつ月の出が遅くなるのがわかるようです

9月5日 居待月 昨日は立って待った月ですが、遅くなるので座って待とうという月になります

9月6日 寝待月 寝て待つ月です 臥待月とも呼ばれます もう寝ながら待ちます

9月7日 更待月 夜更けに昇る月を待ちます 別名を亥中の月ともいい、亥の刻に出る月という意味で、だいたい22時ごろです

9月10日 下弦の月、二十三夜 二十三夜の月待ちは願いが叶うといいます

🌝9月13日 二十六夜 逆さ三日月の状態で昇ります 二十六夜の月待ちも願いが叶うといいます
※特に9月の二十六夜は江戸時代に中秋の名月(十五夜)、後の月(十三夜)と合わせて三大月見と呼ばれたお月見の一つで、月光の中に弥陀三尊(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)の姿が現れるといわれています

9月16日 晦日月 月は姿を隠します 月篭りから晦(つごもり)と呼ばれるようになりました

9月17日 新月、朔、朔日、月発ち、月立ち

9月18日 繊月 別名を二日月(ふつかづき)いい、月は見えないことが多いのですが、まれに繊維のように細い月が見えることかららこのように呼ばれています

9月19日 三日月 新月後、最初に見える月です 月の出と書いて朏という字で書かれることもあります

9月24日 上弦の月

9月26日 十日月 特に旧暦十月十日の月見が特別とされています

9月29日 十三夜 満月の次に美しい月といわれています

9月30日 小望月 満月の前の月 待宵の月、幾望とも呼ばれます(幾は近いという意味)

2020年10月の月暦

🌝10月1日 十五夜、中秋の名月、芋名月、三五の月
※中秋の名月です。月が一年で一番美しいといわれている日です

🌝10月2日 満月(ファーストムーン) ネイティブアメリカンの呼び名ではHunter’s Moon(狩猟月)です
※今年の10月は満月が2回訪れる特別な月で、最初の満月を「ファーストムーン」、後の満月を「ブルームーン」と呼び、人生に稀にしか起こらないことという意味を持ちます
幸運を呼ぶともいわれていますので、ぜひ10月の満月は両方見ていただけたらと思います!

10月3日 立待月 月はまだかと立って待ってしまうことです 少しずつ月の出が遅くなるのがわかるようです

10月4日 居待月 昨日は立って待った月ですが、遅くなるので座って待とうという月になります

10月5日 寝待月 寝て待つ月です 臥待月とも呼ばれます もう寝ながら待ちます

10月6日 更待月 夜更けに昇る月を待ちます 別名を亥中の月ともいい、亥の刻に出る月という意味で、だいたい22時ごろです

10月9日 二十三夜 二十三夜の月待ちは願いが叶うといいます

10月10日 下弦の月

10月12日 二十六夜 逆さ三日月の状態で昇ります 二十六夜の月待ちも願いが叶うといいます

10月16日 晦日月 月は姿を隠します 月篭りから晦(つごもり)と呼ばれるようになりました

10月17日 新月、朔、朔日、月発ち、月立ち

10月18日 繊月 別名を二日月(ふつかづき)いい、月は見えないことが多いのですが、まれに繊維のように細い月が見えることかららこのように呼ばれています

10月19日 三日月 新月後、最初に見える月です 月の出と書いて朏という字で書かれることもあります

10月23日 上弦の月

10月26日 十日月 特に旧暦十月十日の月見が特別とされています

🌝10月29日 十三夜 満月の次に美しい月といわれています
※特に10月の十三夜は後の月、栗名月、豆名月とよばれ、江戸時代に中秋の名月(十五夜)、二十六夜待と合わせて三大月見と呼ばれたお月見の一つで、特に美しい月とされています

10月30日 小望月 満月の前の月 待宵の月、幾望とも呼ばれます(幾は近いという意味)

🌝10月31日 満月(ブルームーン) ありえない・滅多にないという意味で使われていますが、吉兆の月でもありますので、2日の満月と合わせて、ぜひご覧ください

2020年11月の月暦

11月1日 十六夜 別名を既望(既に望の意味)や不知夜月(いざよいづき)ともいい、いざよいとはためらうことで、月の出が少し遅くなり、ためらいながら出てくる月という意味のようです

11月2日 立待月 月はまだかと立って待ってしまうことです 少しずつ月の出が遅くなるのがわかるようです

11月3日 居待月 昨日は立って待った月ですが、遅くなるので座って待とうという月になります

11月4日 寝待月 寝て待つ月です 臥待月とも呼ばれます もう寝ながら待ちます

11月5日 更待月 夜更けに昇る月を待ちます 別名を亥中の月ともいい、亥の刻に出る月という意味で、だいたい22時ごろです

11月8日 下弦の月

11月10日 ※十日夜 11月24日の十日夜を、この日に行う地域もあります

11月11日 二十六夜 逆さ三日月の状態で昇ります 二十六夜の月待ちも願いが叶うといいます

11月14日 晦日月 月は姿を隠します 月篭りから晦(つごもり)と呼ばれるようになりました

11月15日 新月、朔、朔日、月発ち、月立ち

11月16日 繊月 別名を二日月(ふつかづき)いい、月は見えないことが多いのですが、まれに繊維のように細い月が見えたことかららこのように呼ばれています

11月17日 三日月 新月後、最初に見える月です 月の出と書いて朏という字で書かれることもあります

11月22日 上弦の月

🌝11月24日 十日月 特に旧暦十月十日の月見が特別とされています
※特に11月の十日月は別名を十日夜(とおかんや)といい、田畑を守ってくれた案山子を下ろし、収穫を祝ってお月見をします 別名を三の月とも呼び、十五夜、十三夜とともにお月見を楽しまれています

11月27日 十三夜 満月の次に美しい月といわれています

11月28日 小望月 満月の前の月 待宵の月、幾望とも呼ばれます(幾は近いという意味)

11月29日 十五夜

11月30日 満月 別名は望(ぼう)、望月(もちづき)ともよばれ、ネイティブアメリカンの呼び名では Beaver Moon(ビーバームーン)やFrost Moon(霜月)で、Frost Moonは日本と同じですね

絶対外したくないお月見の日

このように秋はお月見行事が目白押しです
中でも特に外したくなりお月見の日を書いておきますね

  • 🌝9月13日 二十六夜待

月光に見えるという弥陀三尊、ぜひ拝んでくださいね

  • 🌝10月1日 十五夜(中秋の名月)

お月見団子は収穫に感謝し、その年収穫したお米を搗いて作ります
供える数には二説あって、その年の満月の数と、十五夜だから十五個という説です
もし満月の数だけ供えるようでしたら、2020年は閏年なので13個です

また、別名を芋名月と呼ぶくらいですので、里芋やさつま芋を供えたり、お芋の餡でお団子をくるんだりします

ススキを飾るのは、稲穂に見立てています

  • 🌝10月2日 満月(ファーストムーン)

10月31日のブルームーンとセットで見てくださいね

  • 🌝10月29日 十三夜 後の月、栗名月、豆名月

十五夜のお月見とセットになっていて、十五夜に月見をしたら、十三夜にも必ず月見をしないと片月見や片見月と呼ばれ、縁起が悪いこととされています。

十三夜のお飾りも十五夜と同じでよいのですが、お団子の数は十三夜なので13個といわれています

  • 🌝10月31日 満月(ブルームーン)

ファーストムーンとブルームーンを見ると、幸運が訪れるといわれていますので、忘れずに見てくださいね
※本当に月が青いわけではありません(青く見えることもあるそうですが)

  • 🌝11月24日 十日夜(とおかんや)

お月見というよりも夜に行う収穫祭ですが、十日夜をもって秋のお月見もおしまいです。この日まで忘れずに、月夜見茶を飲みながらお月見を楽しんでいただけたらと思います。

ありがとうございました。

暦のお茶 烏兎