味覚が変わる不思議なハーブ、ギムネマシルベスタ

2018年5月20日

烏兎の素材紹介のコーナーです。
第三弾はギムネマシルベスタです。

※ギムネマシルベスタの取扱いは2020年12月31日で終了しました

味覚が変わる不思議なハーブ、ギムネマシルベスタ

ギムネマシルベスタ、『ギムネマ茶』という名前で、健康食品のお茶として売っているのを見たことがある方もいらっしゃると思います。

ギムネマシルベスタはホウライアオカズラ属ガガイモ科(キョウチクトウ科)の植物で、インドや中国、スリランカ、ベトナムなどが故郷ですね。

つる性植物で、長いものでは4メートルにも達することも。

園芸店などで苗が入手できますので、観葉植物として自宅で育て、自分で育てた葉っぱで自家製ギムネマ茶を作ることもできます。

ギムネマの特徴

ギムネマシルベスタの大きな特徴といえば、ギムネマの葉に含まれる『ギムネマ酸』という成分によって、甘みを感じなくなるという点ですね。

ギムネマ茶を飲んでチョコレートなどの甘いものを食べると、それはそれは不思議な味になります。

効果はだいたい1~2時間で消えます。
(歯磨きをすると早く消えます)

烏兎のギムネマ茶の名前は、これを試した時にぽっと頭に浮かんだことを名前にしていますが、一度試していただくと「ウンウン、確かに」と思っていただけるのではないかと思います😁

ギムネマの効果

インドの伝承医学、アーユルヴェーダでは、ギムネマは古くから糖尿病の治療薬として用いられています。

ほかにも糖の吸収を抑制する作用、血糖の上昇を抑制する作用、虫歯を防ぐ作用などが伝えられていますが、現時点で人体への効果が証明されているという段階には至ってないようです。

市販されているギムネマ茶はギムネマの葉100%、あるいは、他の素材と組み合わせてダイエット茶として販売されていることが多いですね。

甘みを感じなくなるので食べ物の味が変わってしまいますが、上記の作用を期待して、サプリメントなどは効果的な飲み方として食事と一緒に飲むとよいという情報もありますが、効果は証明されていないという点を承知しておく方がよいかと思います。

※烏兎ではこのような効果効能をお伝えすることはありません。

特に妊娠中の妊婦さん、授乳中のママさんは気を付けたいところです。

ギムネマの副作用

ギムネマが体に合わないと、このようなことが起きる可能性があるそうです。
低血糖
貧血
また、人によってはお腹が緩くなったりする方もいるようです。

ギムネマシルベスタは植物で天然のものですが、どんなものでも体に合うもの、合わないものがあると思いますので、特に低血糖や貧血の傾向がある方は、ギムネマ茶は少量から試してみる方が安心かもしれません。

妊婦さんと授乳中のお母さんは飲まない方がよいと伝えましたが、それ以外の方でも、ダイエット効果を期待してネットの口コミを鵜呑みにしたり、天然のものだからと過剰に摂取したりするのは、避けた方がよいですね。

どんなものにも作用があり、それは人によって異なりますので、飲んで不調を感じたら、無理に飲まないようにしてください。

例え食品でも、誰の体にも合うものはありませんからね。

ですが、ご自身の体に合うものが見つかれば、きっと体の中でよい働きをしてくれると思います。

自分の体のことは、メディアやメーカー、他人の口コミを聞くのではなくて、自分の体に聞くのが一番です(^^)v

興味がある方は少量から試してみるとよいかもしれません。

今日はギムネマシルベスタについてお送りしました。

また次を楽しみになさってください。

ありがとうございました。

烏兎

Posted by Master