今日の一杯は清少納言も愛でた蓮のお茶

こんにちは、烏兎のマスターです。

マスター挨拶イラスト

7月に入り、今日はもう21日です。

今月は知らない間に1~2週間タイムワープしていたんじゃないかと思うくらい日にちが過ぎるのが早く、もう7月下旬に入ったことに驚いています😓

昨日は土用入りでしたね。

土用入り、よくお伝えしていると思いますが、五行では「土」が司るこの時期。

季節の変わり目は毎回土用がありますが、土用期間は漢方では土が司る「脾」が影響を受けやすく、特に湿度の高い夏土用は、脾がもっとも苦手とする季節となります。

五行イラスト

脾が弱ると胃腸の調子が悪くなったり、消化不良、お通じが緩くなったり、むくみ、だるさ、眠気、疲れなどの症状が現れます。

脾は気の力によって血を体内に保持する役割も担っていますので、その力が弱まり、血尿や不正出血などの原因になることもあります。

対策としては消化によい食事をよく噛んで食べること、脾を補う食材を摂ること、これは通年ですが、冷たいものやエアコンなどで体を冷やしすぎないようにすることですね。

せっかくなので脾を補う食材を書いておきましょうか。
それに加えて、旬の食材を摂るように心がけましょう。

脾をいたわる食材は、お米、お蕎麦、小豆、 とうもろこし、ニンジン、蓮根 、キャベツ、山芋、サツマイモ、里芋、椎茸、アスパラ、紫蘇、生姜、ニンニク、鶏肉、豚肉、蜂蜜、リンゴ などです。

トウモロコシ画像

飲み物はできれば体温以上に温めたもので、体の熱を取りたいときも緑茶やウーロン茶などをホットで飲むように習慣付けると、体に負担がかからなくていいですよ。

さて、今日の一杯は脾を補うお茶から 、ちょうど食材のところにも蓮根が出てきましたが、先日新作で出させていただいた『蓮の雫茶』です。

蓮の雫茶ラベル画像

蓮はすべての部位が漢方生薬の素材となる植物で、その働きもそれぞれ異なるのですが、主に脾を補う作用があります。

蓮の雫茶では蓮の葉、蓮の実、蓮の種と三種類の蓮素材を使っており、さらに脾を補うナツメもプラスしていますので、脾を補いたい方にはお勧めのお茶です。

そして土用の時期にピッタリのお茶ですね。

こちらは「苦くクセがあります」と明記しているのですが、新作で出したころに比べると暑さが増してきたこともあり、緑茶ベースで飲んでもそれほど苦味は気にならないかと思います。

漢方茶は飲むときの気候や飲む方の体調などで味が左右されるのですが、ちょうど蓮の花も開花の時期を迎えている今頃は、蓮を使ったお茶をお飲みいただくのにさらによい時期だと思います。

蓮の花画像

烏兎さんも今日は蓮の雫茶を一杯煎れて、ほろ苦さを味わいながら過ごしております。

お茶画像
いつも同じような画像ですね・涙(写真の腕が上がらず、トホホ)

蓮について、清少納言は枕草子でこのように語っています。

蓮葉(はすば)、よろづの草よりもすぐれてめでたし。

妙法蓮華のたとひにも、花は仏にたてまつり、実は数珠(じゅず)につらぬき、念仏して往生極楽の縁とすればよ。

また、花なきころ、緑なる池の水に、紅に咲きたるも、いとをかし。

翠翁紅(すいおうこう)とも詩に作りたるにこそ。

『枕草子』の現代語訳:36 http://esdiscovery.jp/knowledge/japan5/makura036.html

良薬口に苦しの面も持つ蓮ですが、清少納言もよろづの草よりもすぐれてめでたしと称えた蓮の葉を使ったお茶、蓮が見ごろのこの時期に、ぜひ一度お試しいただきたいと思います。

蓮の雫茶素材

(蓮の葉とベースのお茶だけの蓮の葉茶もございます)

土用期間は大地の気が不安定になり、体調や精神的に不安定になる方も多くおられます。

脾が弱ると疲労も高まりやすく、そのために夏バテもしやすい時期ですので、どうぞ皆さま、くれぐれもご自愛してお過ごしください。

そして脾を補う食材や脾に負担をかけない食事の仕方を頭においてもらって、ときどき、このように脾を補うお茶も飲んでもらえたら嬉しいです。

今日もありがとうございました。

漢方茶 烏兎