漢方茶を飲んで

2018年2月15日

烏兎で使っている和漢素材は生薬会社のものなのですが、医薬品ではなく食品なので、期待する効果をお伝えすることができません。

消費者を守るための 『医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬事法)』 というものがあって、例えばスーパーの広告に 『この野菜は血圧を下げる効果が期待できます』 って書いてあったらダメですよね。

野菜画像

それと同じで、食品である漢方茶も中医学(漢方)の効能を伝えることができません。

そんなこともあって、サイトでもブログでも消極的な表現しかできなくて苦労しているのですが、消費者保護という観点からしたらこれもとても大切なことですよね。

当店としても、お客様が「これを飲めば病気がよくなる」と思ってしまったら、のちのち悲しい思いをされるかもしれませんので、そういった表記は避けたいと思っています。

マスターイラスト

ただ、漢方茶にもお伝えしたい素晴らしさはたくさんあって 「漢方茶は単なるお茶です」 と言ってしまうのも寂しいものがあります。

ですので、今日はあくまで個人の感想として、私自身が漢方茶を飲んで感じたことをお伝えしたいと思います。

「はいはい、個人の感想ね」 とお読みいただけると嬉しいです。

OKをする女性のイラスト

私自身は漢方茶を飲み続けて、明らかに変わったことがいくつかあります。

最初に私の悩みをリストアップすると

  • 朝が苦手
  • 低血圧
  • 疲れ目と老眼
  • 冷え症(冬はしもやけ、指先は夏でもしびれがあるほど)
  • 胃が痛みやすい
  • お腹を下しやすい
  • 夜中や朝方にトイレに起きる
  • 若干の血尿、膀胱炎になりやすい

どれも病名までは付いていないのだけど、健康とはいえないという、未病の状態です。

私もお客様と同じように自分用のブレンドを作って飲んでいるのですが、素材名は伏せて中医学の効能だけお伝えしますね。

① 体を内側から温め、血の漏れをふせぐ素材。この素材は帯下(おりもの)の対応にも使えます。女性ならではの悩みにとても向いている素材ですので、なんとなく想像がつきますかね?^^

② 膀胱の帰経をもち経路を温める素材で、末端の冷えに用います。月経痛や血行障害にも。香りのよい素材です。

③ 脾(胃)を補い気血を増す素材です。心を安定させてくれる、薬膳でもポピュラーな素材ですね。

④ 私は舌診からも水毒(水滞)が現れているので、湿を取る作用のある素材です。私の場合は脾の弱さが原因でお腹を下しやすいので、それにも適しています。

⑤ 年齢が増すとともに失っていく「腎(※)」を補う素材です。老眼は加齢に伴う目のトラブルですので、この素材が適しています。割と手に入りやすい素材ですね。

(※)「腎」とは漢方理論の五行(五臓)のひとつですが、人は腎の気が尽きた時に寿命を迎えると言われています。年齢が気になりだしたら積極的に補いたい臓腑です。

これにその時々で気になる症状があれば素材を加えて、自分の好きなお茶と混ぜて飲んだり、素材だけでそのまま飲んだりするのですが、これらの素材で作った漢方茶を毎日飲み続けているうちに変わった点を申し上げると、このようになります。

  • 今年の冬は特に寒かったですが、しもやけはなく、夏でも感じていた指先のしびれもなくなった。
  • 夜寝たら朝起きるまで一度もトイレに行かなくなった。(何時間寝ていても)
  • 尿の状態が変化し、以前は濁っていたり、匂いが強かったり、よく膀胱炎を起こしていたのがなくなった。

このほかに、それまでなかなかできなかった『毎日太極拳をする』という課題もこなせるようになりました。

太極拳イラスト

それまで「やらなくちゃ」と思いながら、毎日となるとなかなかできずにいたのですが、思えばこれは気不足によるもので、毎日の漢方茶で気を補っているうちに、日課をこなせるようになってきたということですね。

こうなるとプラスのサイクルが生まれますので、さらに元気になれそうですp(^_^)q

子供の頃からの症状である低血圧や胃腸が弱い点は、まだまだばっちりとは言えませんが、こうして思い返すとずいぶん変わったものだと思います。

疲れ目と老眼は、かなりの時間パソコンに向かう仕事なので、こちらも改善したとはいえませんが、悪くなるのは少し防げているかもしれませんね。

メガネとパソコンの画像

でもこれ、漢方茶を飲んでいる間、まったく気が付かなかったんです。

漢方茶は医薬品でもサプリメントでもない、食品によっての体質改善ですので、変化がとても穏やかで自然だったんですね。

最初は「そういえば最近、トイレに起きないな」と思ったのが、変わったことに気付いたきっかけでしたが、半年くらい漢方茶を飲み続けてからだと思います。

漢方茶写真

漢方茶の場合、お客様から「飲んでも全然変わらない!」といわれることがあっても、よくよく確認すると、実は変わっていたということも多いようです。

とはいえ先ほどお伝えしたようにこれは「個人の感想」であって、漢方茶が何のお約束もできないお茶であることには変わりはありませんので、願わくば〝何も期待せず〟飲み続けてもらえたら幸いに存じます。

漢方茶

Posted by Master