そのまま食べてもおいしい、クコの実

2018年5月20日

烏兎の漢方茶素材紹介、第一弾はやはりこちらですね。

クコの実

クコの実画像
薬膳料理や中華料理でもよく使われていますし、乾燥させたものが手軽にスーパーでも手に入りますので、お使いの方も多いかと思います。

甘いものが好きな方ならピンと来るかもしれませんが、クコの実はよく、杏仁豆腐の上にちょこんと乗っていますね。

杏仁豆腐画像

杏仁豆腐の上に乗っているクコの実は戻してあって柔らかいですが、クコの実の戻し方は簡単で、水に入れておけばすぐにふっくらします。

漢方茶の素材に使うくらいですので、お茶に入れてもいいですよね。

クコ茶画像

普段飲んでいるお茶にちょっと浮かべるだけ食べられます。
また、もちろんそのままでも食べられます。

薬用酒のレシピも有名で、枸杞酒は滋養強壮や眼精疲労によいようです。

ドライフルーツですので、噛むと柔らかく甘みがあります。

ドライフルーツ画像

2016年にNHKの情報番組『あさイチ』でもスーパーフードとして取り上げたようで、モデルのミランダ・カーさんも美容のために食べているのだとか?(すみません、観ていないのですが)

英語ではゴジベリー、ウルフベリーと呼ばれているようですが、正しくはLycium chinense、英名はChinese boxthornです。
せっかくですのでクコの実について学術的に?紹介しますね。

クコとはナス科の落葉低木で、クコの実とはそのまま、クコの木に成る実ですね。

クコの実

分布地は中国、台湾、朝鮮半島、日本など。
『薬草・漢方薬 効きめのある飲み方作り方』という書籍によると、育てるのは難しくないそうで、さし木で簡単に増やせるそうです。

国産でもクコの実を育てている方はいるようですが、ちょっと探してみたのですが、販売しているもので国産品はほとんどないようですね。(あったら教えてください)

烏兎で扱っているクコの実は中国産ですが、仕入れているのは品質が保障されている生薬会社の製品ですので、安心して口にしていただけます。

そういえば同じクコの実でも、ナガバクコの実はクコの実よりも小さいそうです。
クコの品質は大粒で肉厚のものが上級品とされていますが、烏兎のクコは、戻すとふっくら大きくなりますよ。

クコのお茶画像

クコの漢名は「枸杞」といって、日本ではこれを音読みして「クコ」と呼んでいます。
クコの実は「枸杞子」と書いて「くこし」と読みますが、この読み方はかわいいですよね。

烏兎では食品として使えるクコの実だけを使っていますが、クコは実以外にも根皮を「地骨皮(じこっぴ)」、葉を「枸杞葉(くこよう)」と呼び、地骨皮は漢方処方、枸杞葉は民間薬として用いられています。
クコの根皮は医薬品扱いなんですね。

さて、クコの実は〝不老長寿、不老不死の実〟と呼ばれていますが、漢方茶の立場では効果効能をお伝えすることができないので、ちょっとよそさまから転載させていただきます。

あさイチで特集された時のNHKの記事を探すと、このように書かれていました。

大人気スーパーフードシリーズ、今回はニューヨーク発の美容食材「ゴジベリー」。あのスーパーモデル・ミランダカーなどが食べていることをネットで公開したことで人気に火が付き、日本のスーパーでも「ゴジベリー」と名が付く商品が続々と並びはじめています。その正体はあんにん豆腐の上にちょこんとのっている赤い食材「クコの実」。ある大手化粧品メーカーの研究では、ゴジベリーを食べると、肌のシミができにくくなるという驚きのパワーも実証されています。しかも一日5グラム(28粒)、たった30円分を食べ続けるだけで期待できるという超優れモノ。今回は、3人のシェフたちが「毎日ラクラク28粒レシピ」を考案しました!日々の献立も潤う、簡単ゴジベリー料理を大公開します。http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/160913/1.html

あさイチでは一日の量を5gとして、約28粒食べるための食べ方(レシピ)などを紹介したようです。

でもクコの実は味噌汁やスープ、お茶にさっと入れるだけで食べられますので、それほど複雑なレシピがなくてもよさそうですね。

ちなみに烏兎の漢方茶で使うクコの実の分量は、ポット1杯分で1g、多くて2gです。

漢方茶素材画像

効能について、あさイチの紹介ではある大手化粧品メーカとありますが、資生堂さんがクコの実を使った製品を出していますね。

からだの中から紫外線ダメージを防ぐ! クコ(枸杞)の実エキス
クコ(枸杞)の実のエキスをからだの中に摂取すると、紫外線による急性傷害を防げることが、資生堂の研究で明らかになりました。

中略

枸杞の実エキスを摂取することでシミのできにくい体質づくりが可能であることを示しています。
クコ(枸杞)の実エキス – 資生堂 http://www.shiseidogroup.jp/rd/report_f/kuko.html

つまり、シミができにくくなるということですね。
アンチエイジングに用いられるのもわかる気がします。
白髪や老眼でクコを取りたいと思う方も多くいますね。

また、医学的には血圧降下作用や血糖降下作用などの研究も進められているそうです。

漢方や薬膳として用いた時の働きは
五味:甘
五性:平
帰経:肝・腎・肺

平性なので比較的どんな方にも用いれる素材ですが、脾が弱く下痢をしやすい方には向きません。

薬品ではないので副作用という言い方はしませんが、私もクコの実はそのまま食べると結構な頻度でお腹が下ります。
(漢方茶ではクコを入れて毎日飲んでいますが大丈夫です)

また、妊娠中や授乳中は食べない方がよいという情報があります。

月経促進や人工中絶薬の作用をする成分(ベタイン)が含有されているため、「妊婦あるいは授乳中の摂取は避けたほうがよい」
Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%B3#cite_note-hfnet-1

確かに、スーパーフードとして注目されているクコの実ですが、漢方の考え方からすれば、誰が食べてもよい効果が出る食べものはないんですよね。

『〇〇にいい食べ物』よりも、ご自身の体に合った食べ物を食べていたら、〇〇もよくなった、の道のりを歩む方がよさそうです^^

 

さて、今回は和漢素材からクコの実を取り上げました。

クコの実画像

クコの実はポピュラーな素材なので長くなってしまいましたが、次に紹介する素材も情報は多そうなので楽しみにしていてくださいね。

漢方茶に使うとほんのり甘みが加わり、存在感のある赤い実は地味な色の素材が多い漢方茶の中で、見た目にもきれいで、飲むのが楽しくなる漢方茶になります。
カウンセリングブレンド画像

当店の漢方茶ではカウンセリングブレンドのほか、オリジナルブレンド『陰陽五行茶』や『縁側で飲むお茶』で使用しています。

また、リクエストブレンドならクコの実を使って!というリクエストにもお答えできます。

ぜひ、烏兎のクコを使った漢方茶、一度お試しください。

烏兎のオリジナル漢方茶はこちらに詳しく掲載しています。 (サイトに移動します)
※サイトからお申し込みの方は試飲プレゼントもあります

またはオンラインショップからどうぞ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

クコの実のお茶できました

2018年10月9日
クコの実だけのシンプルなお茶と、クコの実とナツメを使ったお茶ができました。
菊花とクコの実のお茶も仲間入りです。
ティーバッグ、リーフどちらもご用意しました。
ウェブサイト、またはオンラインショップから、よろしければご覧ください。

ありがとうございました!

Posted by Master