漢方の話, 漢方茶

こんにちは。
漢方茶 烏兎のマスターです。
いつもありがとうございます。

マスターイラスト

当店の漢方茶、お求めになられた方は、お飲みになる時はティーポットや急須で煎れて飲まれていると思います。
やっぱり手軽いいですよね。
ベースの茶葉も入っているので、お湯で美味しくお飲みいただけます。

でももちろん、烏兎の漢方茶も煎じて飲んでいただくことができます。

というわけで今日は、漢方茶の煎じ方をお伝えしますね。

煎じ茶の作り方

鍋と素材

まず最初に大前提ですが、漢方茶=漢方薬ではありません。

文字画像

烏兎の漢方茶で使っている和漢素材は、漢方薬で使われるものと同じ生薬会社のものですが、漢方茶は食品ですのでご注意くださいね。

漢方茶文字

ですので今日お伝えするのは、煎じ薬の作り方ではなく、煎じ茶の作り方になります。

さて、煎じ茶ですので、煎じればいいんですよ。
麦茶を沸かすのと同じです。

でもそれじゃあ面白くないですよね。
せっかくですので、漢方の煎じ薬を作るように、ちょっとマニアックに作ってみましょう^^

漢方薬は煎じ薬がいい?

その前に、漢方薬では、やはり昔ながらの煎じ薬で飲むことをお勧めしている薬局さんがたくさんありますね。

生薬画像

現在は漢方薬も顆粒や錠剤が多く、こちらは素材からエキスを抽出して製剤したもので、摂取は楽ですが、有効成分が生薬に比べて少ないものもあるのだとか?!

漢方薬画像

そのためではないかもしれませんが、昔ながらの煎じ薬を進める医師や薬剤師さんは多いですね。

煎じ薬を作る専用マシーンもあって(コーヒーメーカーみたいな)、昔に比べて煎じ薬も作りやすいように改良されています。

実際に漢方薬を煎じる時は、土瓶ややかん、鍋などを使いますが、この時の注意は鉄瓶を使わないことと硬水を使わないことですね。
成分をこわしてしまうことがあります。

漢方生薬画像

水から弱火にかけ、沸騰したら蓋をせず30分間弱火で煮出し、素材を取り出し完成です。
1日3回飲むようであれば、この段階で均等に3杯分に分けておくといいですね。

三杯のお茶イラスト

さて、ではそれ以上に特に詳しく書く理由もないのですが(^^;)

せっかく写真も撮ってみたので、漢方薬ではなく漢方茶を煎じる方法を、写真を交えてご紹介します。

ちなみにモデルのお茶は、私の自分用カウンセリングブレンドです。

漢方茶の煎じ方

カウンセリングブレンドの場合は、フィルターパックのオプションをご利用いただければこのようにお作りすることもできます。

フィルターパック画像

(カウンセリングブレンドのオプションサービス、人気です^^)

リーフでご利用であれば、このようにパックなどをお使いになるとよいかと思います。
100円均一でも売っていますので、リーズナブルですよね。
ダシパックに入れた素材画像

ダシパック画像

ティーバッグは紐とタグを切り取ってもらえればOKです!
ティーバッグ画像

そうしたら鍋にポン!
行平に素材を入れた画像

私は行平土鍋を使っていますが、鉄製の鍋でなければなんでも大丈夫ですからね。

行平鍋画像

水を入れます。(水から抽出します)
水の量は100~200mlくらい大目に入れてくださいね。
素材を入れた画像

あとは弱火で火にかけて、沸騰したらそのまま弱火で煮出します。

漢方薬を煎じる時は、だいたい30分くらいかけて半分くらいの量になるまで煮詰めますが、そこまでやるととても飲みにくくなってしまうので、烏兎では5分~煮出してくださいとお伝えしています。

そうすると、こんな感じですが、めっちゃ熱いので取扱いに気を付けてくださいね。
お茶画像

この写真を撮った時はまだブクブク泡が立っていました。
さすが土鍋です。

少し冷めると素材が沈みますので、取り出してください。
お茶画像2

温かいうちにお飲みいただいて
お茶画像3

あとは保温ポットなどで保管してもらうと、温かいままお飲みいただけてよいかと思います。

お茶画像1

最後まで作って気が付きました。
そういえばベースのお茶を入れ忘れました・・・
お茶画像1

ベースのお茶が入ると、もう少し濃いものが出来上がります(^^;)

漢方茶、どうやって飲むのがいい?

さて今日は、煎じ茶の作り方をご紹介いたしました。

お茶画像

じゃあ、どうやって飲むのが一番いいの?と思われる方もいらっしゃることかと思います。

私は一時期、毎日自分のお茶を鍋で煎じて飲んでいた時期があったのですが、使っていた行平を落として割ってからは、ずいぶん長いことお湯出しで飲んでいます。

それでもちゃんと体質の変化は感じられていますので、安心していただけたらと思います。

どちらかというと毎日飲んでいただくことの方が大切なように感じています。(カウンセリングブレンドは特に)

素材画像

今のご自身の身体は、昨日今日作られたわけでなく、長年の積み重ねでできた体ですよね。
改善するのもやはり、コツコツと積み重ねるのが大切ですし、それが一番体に無理のかからない方法かと思っています。

運動もダイエットも、一日二日で理想の体になったら素敵ですけどね^^

ではでは、今日は漢方茶の煎じ方をお伝えしました。

ですが飲み方の決まりはありませんので、ご自身が一番美味しいと思う煎れ方でお飲みくださいね。

いつもありがとうございます。

烏兎

漢方の話, 漢方茶

水出し漢方茶はあり?なし?

こんにちは。
漢方茶烏兎のマスターです。

マスターイラスト

当店のオリジナルブレンドに新作を加えました。
その名も「夏の漢方茶
このお茶の特徴は、もちろん漢方として夏の季節に起きやすいトラブルに合わせていることは基本なのですが、もっとも考えたのはアイスで飲んでもらえるようにという点でした。

アイス漢方茶画像

実は漢方の考え方からいえば、冷たい飲み物はNGなんですよね。
特に現代人は冷え症の方が多いですので、冷たいものの摂取は避けたいところです。

漢方では体を冷ます必要がある場合も、五性で「寒性」または「微寒」や「涼性」などの性質を持った食材を、体温以上に温めて食べるのが基本です。

体温以上というと常温でもNGになってしまうのですが、そうはいってもここ数年の夏の暑さはひどいものがありますよね。

日差しイメージ画像

熱中症で亡くなる方も毎年何人もいますし、冷えた飲み物を飲んで短時間に体温を下げる必要がある場面も、多くなってきました。

夏も温かいものを飲食するのは理想的ではありますが、真夏の炎天下では冷たい飲み物を飲まずにはいられませんよね。

であれば、ジュースや炭酸飲料などよりも、少しでも体によいものを飲んでもらいたいと思うんです。

そのために試行錯誤を繰り返して出来上がったのがこの「夏の漢方茶」です。

商品画像1

夏の漢方茶については公式サイトオンラインショップに書かせていただきましたので、こちらのブログでは「水出し茶」について書きたいと思います。

当店の漢方茶はベースに普段飲まれている日本茶や中国茶を使っていますので、和漢素材ではなくベースのお茶の話になるのですが、水出し緑茶や水出し紅茶について書かせていただきますので、ぜひごゆっくりお読みください。

水出し茶って特別な茶葉なの?

まずは「夏の漢方茶」、水出し、お湯出し両用で出させていただいています。

お茶画像

実はもともと、ほとんどのお茶で「水出し専用茶葉」というものは存在しないんですよね。

例えば珈琲はアイスで飲むのに適した味があり、それにはやはり深煎りでコクがある豆が選ばれます。

アイスコーヒー画像

浅煎りの豆を使った珈琲を冷たくして飲むと「酸味が強くて薄い珈琲」という味になってしまいますね。
珈琲を水出しで飲むときは、細挽きに粉砕してあるか、ダッチコーヒー用の器具を使って落とすなどですので、なんとなく、どんな飲み物にも水出し専用の茶葉があるように感じてしまいますね。

紅茶の場合もアイスティーにはアッサムやアールグレイなどインパクトのある茶葉が好まれるようですが、ウバやダージリンなどでももちろん美味しいアイスティーが作れます。

アイスティー

そして日本茶も、水出し用に特別な茶葉があるわけではなく、そうですね、粉砕を細かくしているということはあるかもしれませんが、普通に飲んでいるお茶と違いがあるわけではないんですよ。

つまり、水出し茶は濃い目の味が出る茶葉を使っていたり、細かく粉砕していて、抽出しやすくしてあるお茶ということですね。
※溶けやすくするために添加物が加えられているものや滅菌処理が施されている茶葉もあります。滅菌を行いたい場合は、熱湯で抽出してから水や氷を加えればOKです。

夏の漢方茶」の場合は、水出しでもお湯出しでも、そして漢方好きな方に向けて煮出しでも飲んでいただけるように、バランスの良い状態でお作りしています。
こちらはむしろ、お湯出し、水出し、両方で味わっていただきたいお茶ですが、実は水出し茶にはよい効能がたくさんあります。

では、水出し茶の良さについてお伝えしようと思います。

水出し茶の効能

水出し茶にはよいポイントがたくさんあります。

水出し緑茶画像

まず、緑茶だけでなく、紅茶、ウーロン茶、コーヒーなどに共通するのはカフェインやタンニンの抽出が抑えられることですね。

緑茶の場合は、 「宵越しのお茶は飲まない」 飲む分だけをちょうどよく という記事に少し書かせていただきましたが、水出しで淹れると、カフェインやカテキンを抑え、旨みの素になるテアニンや熱で壊れやすいビタミンCが破壊されずに残ります。
苦味や渋味が抑えられ、甘みが増し、美容にもよいお茶になりますね。

また、健康面では免疫力を向上させるエピガロカテキン(EGC)は低温で抽出することで浸出します。
※抗酸化作用やインフルエンザの予防によいとされるエピガロカテキンガレート(EGCG)は逆に80°以上で抽出されます。緑茶はお湯出しでよし、水出しでよしの飲み物というわけですね。

※緑茶、紅茶、ウーロン茶の違いは発酵の違いですので、同じものと考えてください。
※ジャスミン茶も多くが緑茶やウーロン茶に茉莉花の花弁を加え、香りを付けたものになりますので、やはり同じ茶葉と考えてください。
※麦茶は大麦を焙煎したものですね。もともとカフェインは入っていません。

この中で特に最近注目されているのは、先ほどちょっと触れた「テアニン」ですね。
テアニンにはリラックス効果があり、睡眠の質を高めると言われています。

寝ている犬の画像

テアニンの効果が1時間ほどとされていますので、寝る前に飲むことでよい眠りを導けると考えられています。

漢方でも夏は心の働きが活発になることで、不眠の悩みも増えてきます。
ですので、水出しのお茶は季節的にも合っているということですね。

水出し茶の日持ち、危険

こちらも 「宵越しのお茶は飲まない」 飲む分だけをちょうどよく に書きましたが、お茶から溶け出したカテキンが酸化によって変化し、タンパク質が腐敗することで健康被害を起こすことがあります。

水出しでお茶を淹れることで酸化を遅らせることができますが、やはり長くは置かず、作った水出し茶はその日のうちに飲み切ってしまうことをお勧めします。

また、茶葉は入れたままにせず、抽出された頃に取り出しておきます。

お茶画像

飲み切れなかった水出し茶は、凍らせてしまうといいですね。
製氷皿などに入れて凍らせておくと、便利です。

また、水出しでお茶を淹れる危険についてですが、お湯出しの場合、熱によって茶葉が滅菌されます。

水道水も細菌の繁殖を防ぐために塩素が加えられていますが、夏場はやはり細菌感染には敏感になりますよね。
気になる場合はまず熱湯で少量抽出してから、氷や水を加えていただくとよいかと思います。

近頃は水出し用のポットやボトルも使いやすくセンスのよいものが増えてきていますので、お気に入りのポットを使って作るのもいいですし、茶濾しつきで茶葉を入れたまま飲めるようなものもありますよね。

ボトルは当店でもいつかノベルティグッズで作りたい・・・と思いながら指をくわえているのですが(;_;)

水出し漢方茶の作り方は公式サイトのこちらのページに書かせていただきましたので、よかったらご覧ください。

新作「夏の漢方茶」は水出し&お湯出し両用で限定抹茶入りベースも!

新作「夏の漢方茶」についても、こちらのページに詳しく書かせていただいております。

水出しの味は?

さて、今日は水出しのお茶について書かせていただきました。

このように効能などたくさんの利点がある水出し茶ですが、抽出される成分の違いから、お湯で飲む場合とは、味もずいぶん違うように感じます。

先ほども「夏の漢方茶」をホットとアイスで飲んでいただきたいと書きましたが、水出しは濁りが少ない分、やはり味がすっきりしています。
人によっては「薄い」と感じるかもしれません。

お茶画像

しかし、冷たいのど越しの後の軽いお茶の香り。
緑茶のみならず、玄米茶やほうじ茶、三年番茶でも感じられるほのかなお茶の香りは、上品という言葉がぴったりです。

試してみて物足りない方はお湯出しから作っていただけたらと思いますし、煮出して煮詰めて飲むのが王道という方は、そのように飲んでいただくのももちろんありです。

体調、気分、好みなど、ご自分に合わせて飲み方を変えられる変幻自在の「夏の漢方茶

いろいろなケースでお飲みいただけましたらとても嬉しく思いますので、よろしければぜひ一度、お試しください。

夏の漢方茶」はオンラインショップで販売しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞまた次の記事を楽しみにお待ちください。

漢方の話, 漢方茶

こんにちは。
血圧が低く、病院の先生に「よく動けてますねー」と笑われる漢方茶 烏兎の店長です。

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関東地方も梅雨入り間近の今週は、毎日眠くて眠くて・・・。

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梅雨の時期や湿度が高い日には、同じように感じる方もおられるのではないでしょうか。

これが自分の体質だと思っていると、あまり深く考えないで過ごしてしまうのですが、雨の日や梅雨時期に眠くなってしまう原因をちょっと調べてみました。

天気が体調に影響する『気象病』

てるてるぼうず画像

『気象病』
最近よくメディアで取り上げられる言葉ですが、この症状自体はぜんぜん新しいものではなく、昔から「雨の日は古傷が傷む」とか「膝が痛いからもうすぐ雨が降る」なんて聞きますよね?

これは天気痛と呼ばれるものですが、気象病にはほかにも、めまいや頭痛、肩こりなどの症状や、私もそうですが眠い、だるい、などの症状が出るなど、人によってさまざまです。

原因は確定されていないようですが、最終的には自律神経の乱れを起こすことによって起きてしまうようです。

雨・低気圧の日には眠い、だるい

『梅雨だる』という言葉もあるのですが、企業のアンケートによると、梅雨の時期はなんと半分以上の人が不調を感じるそうです。

雨イメージ画像

主な症状は

  • だるい
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 関節の痛み
  • 眠気
  • 冷え
  • 身体が重い
  • 疲れやすい
  • 憂うつ
  • 気力の欠如
  • イライラ
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 食欲不振
  • むくみ など

こうしてみると、確かに誰にでも何かしら症状、出ている気がしますよね。
参考サイト
ウーマンウェルネス研究会 ウェルラボ http://www.well-lab.jp/201705/feature/11696
ヨイコトラボ https://www.queensway-group.jp/yoikotolabo/2017/05/17/117

雨や低気圧の日の不調の原因

雨の日や低気圧の日に不調をきたす原因は、先ほどお伝えしたように自律神経の乱れということなのですが、具体的にはこのようなメカニズムによるものだそうです。

1・酸欠

低気圧になると、上昇気流によって空気中の酸素濃度が薄くなり、体内では酸素欠乏状態が起きるそうです。

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確かによくあくびが出ますよね。眠いせいかと思っていたのですが、体が酸素を求めているんですね。

また、低気圧で体にかかる圧力が低くなることで体が膨張します。
血管の膨らみによって血流が悪くなり、同様にリンパや酸素の流れも悪くなります。

酸欠状態では脳の働きも悪くなりますので、ぼーっとしたり集中力が低下したり、眠くなったりするわけです。

眠いイメージ画像

血の巡りが悪くなれば瘀血が起きて頭痛や腰痛などの原因になりますし、水の流れが悪くなればむくみやめまいの原因になります。

2・副交感神経優位

こちらも気圧の関係で、人の身体は高気圧で交感神経優位に、低気圧で副交感神経優位に働くようにできています。

副交感神経の働きが優位になるとリラックスモードに入ってしまいますので、眠くなったり気力がわかなかったりするわけですね。

3・日照不足

雨の日はお日様が雨雲に隠れいてますからね。

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精神安定を作るセロトニンや睡眠を司るメラトニンの分泌が阻害され、憂鬱な気持ちになったり不眠、過眠など睡眠のバランスが崩れてしまいます。

4・冷え・代謝機能の低下

気温の高い暑い雨の日にも、体内で熱中症状態になってしまうなどの不調がありますが、雨の日の冷えによる活動機能の低下や、代謝機能の低下によって排出がうまく行かず、体の中で水毒(水滞)が起きてしまいます。

参考サイト
株式会社 マイナビ https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/suppli/healthcare/018

ほかにも持病や体質が原因のことなど、雨の日の不調の原因はいくつか考えられますが、大切なのは、対策を取ることですよね。

雨・低気圧の不調対策

さて、雨の日の不調の原因はわかりましたが、どんな対策を取ったらよいでしょう?

てるてるぼうずイメージ画像

なんでも、アンケートによると、このお天気による不調、雨の日に体調を崩すと答えた中の8割の人が、なんの対策も取っていないそうです。

梅雨時期も元気に過ごせるように対策を取りましょう!

紫陽花イメージ画像

というわけで対策法をリストアップしておきますね。

  • 除湿
  • 深呼吸
  • 規則正しい生活
  • ウオーキング・ヨガ・ストレッチなどの軽い運動
  • 晴れ間があれば太陽にあたる
  • 身体を温める
  • 入浴・半身浴
  • アップテンポの音楽を聴く
  • 食べ物による対策

すぐにできるものがいくつかありますね。

入浴イメージ画像

この中から特に、食べ物による対策を詳しくお伝えさせていただきます。

水飲みすぎてないですか?

漢方での食べ物による対策をお伝えしたいと思いますが、その前に、もしかして、水分を取りすぎていないでしょうか?

水イメージ画像

1日水を2リットル飲む美容法などは、いささかブームは去ったのではないかと思うのですが、「人の身体は6割が水、だから水を飲みましょう!」という考えは、多くの方が信じているのではないかと思います。

その考え方は確かに間違いではないのですが、飲む前に大事なことは、充分に排出できることです。

「トイレが近いから大丈夫!」と思っている方も危険で、実は余計な水分が体のあちこちに溜っていて、内臓がむくんでいたり、関節に水が溜まったり、かえって不調の原因になっていることもあります。

特に日本は海に囲まれた島国ですので、もともと湿度が高く、日本人は普通に暮らしていても水滞を起こしやすい体質にあります。

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気候風土の違う国から流れてきた方式が自分に合っているかどうか、しっかり見極めてから習慣にした方が賢明です。

漢方の「気・血・水」の流れが健康であれば、多少水を飲みすぎても問題なく排出できますが、水の滞りを起こしやすい方などは、注意されたほうがいいですね。

気血水画像

※ちなみに、漢方は中国のものと思われがちですが、中国から伝わった中医学を基に、日本の気候風土に合わせて発展してきた日本の伝統医療です。

つまり、漢方は日本人の体に合っているということです。
(中医学は中国のものです。ややこしいですね。漢方は日本のものと覚えてください)

梅雨の時期の薬膳食材

さて、この時期食事で注意する点は、今お伝えした、水を取りすぎないことのほか、体を冷やさないよう、冷たいものを取らない、生ものは控える、甘いもの、脂っこいものを控える、などが基本になります。

お茶画像

その上で、体の中の余計な湿を排出してくれる食材を、できれば暖かい状態で取るのが望ましいですね。

利水(体の余計な水分を排出する)食材

はと麦、ささげ、ソラマメ、緑豆、えんどう豆、いんげん豆、とうもろこし(ひげが特に)、なす、きゅうり、冬瓜、じゃがいも、サツマイモ、もやし、鯉、どじょう、金針菜、あわ、昆布、のり、わかめ、パイナップル、すいか、ブドウなど

ソラマメ画像

食欲不振によい食材

なつめ、もち米、唐辛子、パクチー、トマト、えんどう豆、さやいんげん、たまねぎ、サトイモ、サツマイモ、三つ葉、パセリ、キウイ、鶏肉、牛肉など

薬膳のレシピは、正式には五行に基づいて考えられていなければならないのですが、そんなに難しく考えず、金針菜ととうもろこしのヒゲのスープや、うるち米に少しもち米を加えたお米で作るとうもろこしご飯など、シンプルなもので十分です。

昆布で出汁を引いたりしていればなおよいですし、コーンスープなどもいいですね。

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偏りがないことも大事ですが、食事はあまり手間暇かけるとそれがストレスになる方もいますので(私がそうです)、簡単料理でもちゃんと体には働いてくれますから、肩に力を入れずトライしてみてください。

上にあげた素材を用いて、梅雨の薬膳茶を作ってもいいですね。
(とうもろこしのヒゲ茶などが代表選手でしょうか? はと麦茶もいいですよ!)

トウモロコシ画像

ただ、食材には五性もあり、自分にとって合う食材、合わない食材もありますので、やはり基本は、自分の体質を知ることかと思います。

(※自分の体質を知ることはとても大切という思いから、烏兎のカウンセリングブレンドには、体質のフィードバックをお付けしています)

漢方茶では

余計な水分を排出する食材で梅雨の薬膳茶を作るのもいいですが、先にお伝えしたように日本人は水毒の方が多いですので、烏兎の漢方茶には、実は水の排出を促すブレンドがたくさんあるんです。

まずは、先日ラインナップに載せたばかりの『雨の日のお茶』

季節ではなく、暑い時用、寒い時用に「涼・温」2タイプお作りしていますので、気温や体感に応じてお飲みいただけたらと思います。

また、雨の日のお茶という名前をつけていますが、和漢素材は水の排出を促す素材をメインに組んでいますので、むくみが気になる場合など、どんな天気の日にお飲みいただいてももちろん大丈夫です。

そのほかでは

烏兎ブレンド

陰陽行茶

浄化三茶

九星のお茶(各九星)

頭の上でゾウさんが芸の練習しちゃった気分のときに飲むお茶

こちらのお茶も水毒対策になります。

水ばかりではなく、血の流れが滞っても睡眠は阻害されますので、そんな時はこちらのお茶がお勧めです。

ゾンビに襲われそうな気分のときに飲むお茶

ひつじが1匹ひつじが2匹・・・

オリジナルブレンドついて詳しくはこちら、またはオンラインショップへどうぞ

ただ、オリジナルブレンドにはその他の素材も入っていますので、使っている素材がお客様に合うかは気になるところです。

素材画像

漢方茶が初めての方はオリジナルブレンドを試していただいて、慣れて続けて飲めそうでしたら、やはりすべての素材をご自身に合わせた、カウンセリングブレンドがよいかと思います。

カウンセリングブレンドついて詳しくはこちら、またはオンラインショップへどうぞ
ショッピングメディアに掲載されたカウンセリングブレンドの記事もあります。
参考になさってください。
カウンセリングでつくるあなただけのオリジナルブレンド。「一番美味しい」が見つかるはず!|BASE Mag.

今日は雨の日の不調についてお届けしましたが、もうすぐここ横浜も梅雨入りします。

雨イメージ画像

よろしければ梅雨や雨の日、低気圧の不調対策のひとつに、ぜひ、烏兎の漢方茶も仲間に入れてくださいませ。

烏兎のオリジナル漢方茶はこちらに詳しく掲載しています。 (サイトに移動します)
※サイトからお申し込みの方は試飲プレゼントもあります

またはオンラインショップからどうぞ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

漢方の話, 雑談

気とは

「気の話」なんていうと、ちょっと怪しい世界に引き込まれそうな感じがしちゃいますね。

精神世界に連れて行かれるか、はたまた、道着を着て『やーっ!』なんて投げられちゃいそうです(笑)

動議を着た女子のイラスト

漢方では『気・血・水』という考え方があって、『気・血・水』は人の体を巡る大きな要素です。

今回はこの『気・血・水』から、『気』のお話をしたいと思います。

「気」という言葉を辞書で引くと、一番最初にこのように書いてあります。
「生命・意識・心などの状態や働き」
出典:デジタル大辞泉(小学館) https://dictionary.goo.ne.jp/jn/50061/meaning/m0u/

そのほかには、お天気などの自然現象や空気、雰囲気の気、なども気の仲間ですね。

実は暦(カレンダー)に『節気』という区切りがあるのですが、この暦の区切りも『気』で構成されています。

天体にも大地にも『気』という考え方はあって、そうすると、世界は『気』でできているといえるかもしれませんね。

地球イメージイラスト

人の体を流れる『気』は、「元気」とか「気力」とか「気が沈む」とか、そんな使い方をしますよね。

つまり、『気』とは、目には見えないけどそこにあって、それがたくさんあったり少なかったり、暗かったり明るかったりして、それで人の心と体が影響されている感じですよね。

元気の元になる「気」がいっぱいあれば、体調もよくて、気持ちも前向きで、多少ストレスを受けても跳ね返せるけれど、気が減ってくるとなんだか力がわかなくて、気持ちも沈みがちで、ストレスに弱くなったり、もっとひどくなると病気になってしまったり。

表情イラスト

そうそう、「病は気から」って言葉がありますね。
この言葉は「病気なんて気の持ちよう!」という意味で使われますが、「気」が病んでしまうと病気になる!ということでもあるんですね。

「気」が弱って病気になる原因を考えると、疲れ、ストレス、食生活、運動不足などが考えられそうですね。

そう考えると、生活の中で気を元気にする方法はその逆で、

  • 疲れを溜めない
  • ストレスを逃がす
  • 健康な食生活
  • 適度な運動

などが考えられそうです。

病院に入院すると病気が治るのは、治療効果がもちろん一番だと思いますが、それ以外にも早寝早起き、栄養バランスのよい食事、そしてこれは病院にもよりますが、適度な運動を取り入れた生活を送ることで、体が整えられるという一面もありますよね。

ベッドにいる女の子イラスト

ですので、規則正しく、栄養のある食生活をし、ストレスを溜めずに元気に暮らせばいいのですが「なかなかそうはできなくて」はおいといて、今日はそこからさらにもう一歩「気」の世界に踏み込んでみましょう。

漢方での気の話

漢方で気の状態がよいというのは、たくさんある「気」が滞りなく循環している状態です。

流れイメージ画像

漢方では「気」は生命エネルギーと考えています。

気が足りない状態は「気虚(ききょ)」といって、気がどこかで詰まってしまって滞っている状態を「気滞(きたい)」といいます。

どちらもよい状態ではなく、気虚の人はしっかり気を補い、気滞の人はスムーズに気を流す必要がありますね。

流れイメージ画像

さて、この「気」ですが、人には持って生まれた「先天の気」と、後天的に得ていく「後天の気」というものがあります。

持って生まれた先天の気を補うことはできませんが、後天の気は飲食物などから得ていますので、補っていくことができます。

食事で気を補う方法ですが、これはとっても簡単で、ご飯を食べれば元気が出ますよね?

お腹が空いていたら力もわきませんし、落ち込むことがあっても、ご飯を食べると元気になる!という人も多いと思います。

もちろん私も、食べることが大好きです♡

食事は生きていく基本で、食材には生命のエネルギーがたくさん詰まっているからこそ、人はそのエネルギーをいただき、生きていくことができます。

野菜画像

気が不足している方は、たくさんある食材の中で、特に気を補う食材が摂るとなおいいですね。

気を補うことができる食材は、お米、雑穀、ジャガイモやにんじんなどの根菜などですが、大地の気をいっぱい蓄えている食材と思うと、わかりやすいですね。

お米画像

これらの食材を、温かく調理して食べます。

さらに冷えていたり、熱を持っていたりと、人それぞれの体質に合った食材を食べられれば、なおよいですね。

次に、生活習慣で気を補うためには、早寝早起きです。

朝のイラスト

これは烏兎でブレンドを午前中にしている理由ですが、午前中の気は陽の気といって、プラスの働きをしてくれます。

一方、午後の気は陰の気ですので、マイナスに働いてしまいます。

気を補うためには、午前中の気をたっぷり吸収する必要があるんですね。

今日は気の話なので詳しく書きませんが『気・血・水』の血は夜作られますので、早く寝るのも大事なことなんですよ。

気が不足すると疲れやすくなります。
疲れているから長く寝てしまい「午前中はずっと寝ていた」なんてパターンだと、午前中の陽の気を吸収できず、結局、いくら寝ても元気にならないということになります。

疲れイメージ画像

また、これはちょっとびっくりされる方もいるかもしれませんが「気を使う」という言葉がありますが「気を使う人」も気を消耗しています。

「性格なので」という方もいるかもしれませんが、人に対して気を使いすぎる方も、少し注意していった方がよいですね。

気を使うと気疲れしますよね。
気は生命エネルギーですので、消耗しない方がよく、大げさに言ってしまうと、気を使う人は命を消耗しているのと同じなんですよ。

その結果、優しい人ほど人のために病気になってしまいますね。

悩む女の子イラスト

気は、目に見えません。
目に見えませんが、とっても大切なものです。

先ほどちょっと、烏兎では陽の気が入る午前中にブレンドをお作りしているとお伝えしましたが、なんでそんなことをわざわざしているのかといえば、烏兎では「気」という目に見えないものを大切にしているからなんです。

世の中の多くの人は、忙しくて、ご自身のことを丁寧に扱う時間がないですよね?
それもたいていは、人のためにです。

陽光イメージ画像

健康のためには「早寝早起きがいいですよ」と言われても、「わかっていたってできませんよ」という方がほとどんだと思います。

漢方茶にできることは本当に少ないと思いますが、忙しい方にこそ、ほんのひとときでもリラックスできる時間を持ってもらえたらといつも願っています。

烏兎では漢方茶の試飲をお作りする機会が多いのですが、お渡しする際には「ぜひゆっくり時間を取ってお飲みください」とお伝えしています。

ゆっくりお茶を飲む時間を作ってもらうことが、烏兎の漢方茶の一番最初の目的です。

ちょうど今日、ご注文をいただいたお客様。
子育て中でお仕事もしていて、それは今時は普通の事かもしれませんが、だからといって疲れないというわけではありませんよね。

「ゆっくりどうぞ」と試飲をお渡して、少し間が空いてからのご注文でしたが「ゆっくり、お茶の時間を取りたかったの」と仰っていただいたことが、本当に嬉しく思いました。

本当に、どんな方にも、ゆっくりお茶を飲む時間を作ってもらいたいなと心から思います。

「気」の世界を大切にする烏兎の漢方茶、ご縁がありましたら一度、お試しいただけましたら幸いです。